ドコモ,FOMAのPDA端末を展示――シャープが有力?

NTTグループが開催したイベント会場で,ドコモのW-CDMA端末のモックアップが展示されている。Bluetoothを利用したPDA型で実際にカメラが動作しており,興味をそそられるところだ。

【国内記事】 2001年10月26日更新

 24日から開催されている「NTT Group 総合展 2001」のNTTドコモブースでは,FOMA端末のモックアップなどが展示され,注目を集めている。

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携帯電話のモックアップ。表示部では動画が動いていた

 説明員によると,こうした形の端末を発売するかどうかは全くの未定。「動画がこのように動く,というところを見てもらうために展示した」という。

 プレートには「MPEG-4ビューア」と表示されおり,早送りや巻き戻しが可能。FOMAでは年内に,パケット課金で動画をダウンロードする「iモーション」サービスが開始される予定だが,その際には動画がこうした見え方になるという。

 「iモーション以外にM-stage visualのような回線交換のサービスでも,一部(現在のようにストリーミングでなく)ダウンロードできる動画コンテンツが用意される可能性がある。その場合はこのように,早送り,巻き戻しが可能となる」(説明員)

 なおこの端末は,実は今年3月にもCEBITで展示されたもの(3月26日の記事参照)。最近の展示会場では見かけなかったが,今回再び展示の場に出てきたことになる。東芝の動画端末に対する取り組みの進展が,期待されるところだ。

Bluetooth内蔵PDAはカメラが動作

 もう1つ,“W-CDMAのPDA”も展示されていた。こちらはCEATEC会場のシャープブースで展示されていた端末と同じもの(10月3日の記事参照,写真右上)。しかしCEATECでは閉じたままだった筐体が,今回は開き,実際にカメラが動作していた。どうやらドコモから発売する方向で開発が進められているようだ。

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画面には自分と相手の顔が表示される。FOMAのテレビ電話と同じインタフェースだ(6月29日の記事参照

 「テレビ電話では通話する際,端末を顔の横に持ってこなくてはならないので,イヤホンを用意しないとお互い顔が見えなくなってしまう。この端末ではBluetooth対応子機が用意されており,そちらを耳に当てれば画面を見ながら通話することができる」(説明員)

 写真左は通話用の端末で,写真右はメール送受信用の端末。親機1つに通話用,メール用の子機が1つずつ付くイメージなのかと思われるが,詳細は明らかではない。

 現状では,Bluetoothによる通話用のヘッドセット自体,まだ市場に出回っていない(10月15日の記事参照)。このため残念ながら,発売は現実味を帯びていないが,今後注目される端末のコンセプトであるといえよう。

新端末で広がる可能性

 ドコモはFOMAについて,11社とシステムの発注契約を結んだといわれている。現在発売されている機種に関しては,バッテリーの持ちの悪さなど問題も多いようだが(10月12日の記事参照),今後ほかのメーカーから発売される端末では,改善される可能性もある。そういう意味で,FOMA新端末というのはユーザーが期待するところだ。

 中でもPDAタイプのFOMAは,モバイルユーザーにとって気になるところ。現在のところPDAは,sigmarionIIなど一部の製品しかFOMAをサポートしていない。下り最大384Kbpsの通信速度を実現するFOMAがはじめから内蔵された“FOMA-PDA”が発売されれば,PDAユーザーにとって魅力的だろう。

 FOMAは年内にiモーション対応端末が,来年の春にはM-stage visual対応端末が発売される予定。M-stage visual対応端末では,PHSでは見ることのできないFOMA端末専用コンテンツも用意される予定だという。

[杉浦正武,ITmedia]

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