トヨタの次世代カーナビはWindows CE for Automotiveを採用マイクロソフトは8月29日、トヨタが28日に発表した次世代カーナビゲーションシステム「G-BOOK」に、Windows CE for Automotiveが採用されたと発表した。 「G-BOOK」は、自動車のカーナビゲーションシステムやPC、PDA、携帯電話を統合した情報ネットワークサービス(8月28日の記事参照)。CDMA2000 1x対応データ通信モジュール「DCM」(Data Communication Module)を内蔵し、カーナビの画面でインターネット経由でタウン情報や娯楽情報、ニュースなどのコンテンツを利用できる。 Windows CE for Automotiveは、Windows CEをベースにした車載情報端末向けOS(2001年10月の記事参照)。パワーマネージメント機能や地図描画機能、カスタマイズ可能なGUI、音声認識機能、インターネット接続機能などを備えている。 同OSは、スウェーデンVolvoや独BMVなどのナビゲーションシステムに採用されている(4月30日の記事、3月6日の記事)。
関連記事 トヨタが今秋より導入する2000 1xベースのカーナビ「G-BOOK」。インターネットアクセスはもちろん、音楽データの再生やホームネットワークとの連携など多様な機能を備えている Microsoftが「Windows CE for Automotive 3.5」向けに最新バージョンの音声認識ソフトをリリース。同OSのインターフェース開発の基盤なるものと期待をかけている。 関連リンク [ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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