エイチアイ、BREW版の3Dエンジンを提供開始ドコモやJ-フォン端末に使われている3Dエンジンが、BREW端末向けにも提供される
エイチアイは3月24日、BREW版の「Mascot Capsule Engine Micro3D Edition」の提供を開始したと発表した。KDDIのBREW対応端末「A5304T」で動作するもので、アプリケーションとエンジンを1つのパッケージとして提供される。第1弾として、3D待ち受けコンテンツ「3Dキャラゲッター」をバンダイネットワークスと共同で提供する。 エイチアイでは、BREW端末向けに3Dコンテンツを提供するプロバイダに対して、個別に3Dエンジンを提供する用意があるという。 Mascot Capsule Engine Micro3D Editionは、現在携帯電話向けとして主流になっている3Dエンジン。J-フォンがJava搭載端末に標準搭載しているほか、NTTドコモの504iシリーズにも搭載されている。ただしBREW向けに提供されるエンジンは、最新のものではない。 BREWには、あるアプリケーションから別のアプリケーションをライブラリのように呼び出して利用する「Extensionン」という仕様もある(2002年8月の記事参照)。Extension機能を利用すれば、3Dエンジンなどをいったんダウンロードすれば、さまざまなBREWアプリケーションから機能が利用できるようになる。エイチアイは「いずれはExtensionにも対応したい」と話している。
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