Mobile:NEWS 2003年4月4日 04:41 PM 更新

FOMA、契約者数目標を達成〜32万契約

ドコモの3Gサービス「FOMA」が2003年3月末の契約者数目標、32万を達成した。待ち受け時間を伸ばした新型FOMA端末の投入が効果をあげた。3月の1カ月間で13万契約弱を獲得したことになる

 NTTドコモは、3月末時点で第3世代携帯電話サービス「FOMA」の契約者数が32万を超え、目標数を突破したことを明らかにした。

 ドコモは当初、2003年3月末のFOMA契約者数を130万と見積もっていたが、昨年11月になって32万に下方修正している。しかし、2002年12月末の時点で契約者は15万2000に過ぎず、2月末の段階でも19万1500であり(3月7日の記事参照)、達成が危ぶまれていた。3月の1カ月間だけで、実に13万契約近くを獲得したことになる。

 目標達成の切り札とされていた、待ち受け時間を大幅に伸ばした新型FOMA端末の投入が、目標達成に大きな役割を果たした。「追い込みがきいた。(新型FOMAの)3機種が大きな割合を占めている」(ドコモ)。

 新型のFOMAは「F2051」が1月18日に、「N2051」が1月23日に、「P2102V」が3月15日に発売されている。

 なお、ドコモは2003年度のFOMA契約目標数などは明らかにしていない。



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[斎藤健二, ITmedia]

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