FOMA躍進。3万7000の契約増──2月契約者速報2月の携帯電話/PHS契約数は、FOMAの躍進が目に付く。J-フォンのVodafone Global Standardも5200契約と堅調だ
電気通信事業者協会(TCA)は3月7日、ブラウザフォンサービス契約数を含めた携帯電話/PHSなどの2003年2月の契約数を発表した。携帯電話契約数は46万8400増えて、7436万8600。
1月に13万3400契約のJ-フォンは、16万4800契約を獲得。auとの差が10万契約を切った。
第3世代サービスでは、ドコモのFOMAが3万7000の純増で大躍進。J-フォンも5200契約と健闘している。累計ではFOMAが19万1500、J-フォンが9900。ドコモは3月までのFOMAの目標契約を32万に設定しており(2002年11月7日の記事参照)、達成は第2世代FOMAの肩にかかっている。 KDDIの3G「CDMA2000 1x」は純増数が57万9400、累計589万1900。3月7日には600万突破を発表しており(3月7日の記事参照)、2002年度末目標の700万まであと100万に迫った。auは春の買い替え需要期に向け、東芝製BREW端末「A5304T」(1月29日の記事参照)を2月に投入、3月にはソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「A1301S」と三洋電機製の「A1302SA」を投入するなど(2月27日の記事参照)追い込みにかかる。
PHSはDDIポケットが500の純増だったほかは、純減が続く。4月にはドコモの定額制データ通信サービス「@FreeD」を発表したが(3月6日の記事参照)、2月は2万を超える純減。ドコモのPHSの状況が変わるのは「@FreeD」次第になるだろう。
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