400万契約も目前のCDMA2000 1x──11月事業者別契約者速報auのCDMA2000 1xは、400万契約が見えてきた。12月20日にはJ-フォンの3Gも開始され、今後の第3世代サービスの推移に注目が集まる
電気通信事業者協会(TCA)は12月6日、ブラウザフォンサービス契約数を含めた携帯電話/PHSなどの2002年11月の契約数を発表した。それによると、この1カ月間で携帯電話契約数は36万3800増えて、7280万8700。
年末商戦の12月に向けて、各社とも新端末を各種投入している。NTTドコモは、「P504iS」「N504iS」「SO212i」「F212i」を12月上旬には全国で投入完了。12月以降も「F504iS」や新しいFOMA端末の投入が予定されている。 auは「着うた」や動画メール対応機種「A5302CA」(11月18日の記事参照)、「A5303H」(11月18日の記事参照)を12月に順次投入、J-フォンもQVGA表示の「J-T08」(11月25日の記事参照)、液晶が鏡になる「J-SA05」(11月22日の記事参照)を投入するほか、12月20日にはいよいよ3Gの本格サービスを開始する(12月3日の記事参照)。 各社とも魅力的な端末が多数ラインアップされ、年末年始の動きには注目が集まりそうだ。
第3世代携帯電話はFOMAの純増数が6600とほぼ先月並みを維持。CDMA2000 1xの純増数は60万4400。累計ではFOMAが14万9000、CDMA2000 1xが389万7700と、CDMA2000 1xは400万契約も見えてきた。
PHSでは、DDIポケットの1万900の純増やケイ・オプティコムの1900の純増のほかは相変わらず復調の兆しは見えない。
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