これが世界初のメガピクセル携帯「D505i」だ!(1/2)2002年5月の「504i」発表から約1年──。iモードの新モデル「505i」が近々登場する。三菱電機製「D505i」は123万画素相当の写真を撮影できるカメラにメモリースティックDuoスロットが搭載される
ドコモが予告していたように(2002年11月18日の記事参照)「505i」が、近々披露される。 505iの機能については、既に発表されているMacromedia Flash搭載(2月24日の記事参照)のほかにも、液晶のQVGA化(3月24日の記事参照)、(一部端末の)メガピクセルカメラ搭載、メモリカード搭載などが関係者の話として伝わってきている。 そんな中ZDNet Mobileは、三菱電機製端末「D505i」の情報を入手した。さっそく写真で見ていこう。
D505iに搭載されるのは、富士写真フイルムの63万画素スーパーCCDハニカム。これは八角形の受光素子を市松格子状に並べ、信号処理で解像度を向上させる技術(2002年7月3日の記事参照)。スペックでは63万画素CCDながら最大記録画素数は123万画素になる。そのためD505iでは960×1280ピクセルの画像も撮影可能だ。
面白いのはカメラ部分の作り込みだ。カメラはヒンジ部分に設置され、端末を開いた状態では自分撮りのみができる。他人や風景を撮る場合は端末を閉じてデジタルカメラのようなスタイルで撮影するのだ。端末を閉じるとヒンジ部のレンズが背面に回転し、撮影可能な状態になる仕組みだ。 レンズ部は端末の開閉に合わせて動くため、東芝の「T2101V」(2002年9月20日の記事参照)や富士通の「F2051」(1月31日の記事参照)回転カメラのように、レンズ部のみを回転させることはできない。
[後藤祥子, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. 前のページ | 1/2 | 次のページ モバイルショップ
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