“505i”の買い方、選び方未だ詳細情報は明かされていないが、これまでに得た情報を元に、“どの505iが買い”なのかを探ってみよう
一挙、6機種が発表された「505iシリーズ」(特集参照)。基本機能が大幅に強化されたうえ、独自機能も多数搭載されているため、“どれを買うか?”で迷う方も多いと思う。 その上、NTTドコモは505iの各機種についてすべてを公開したわけではなく、発表されたサイズなどのスペックも“予定”のもの。従来通りの発表ではなく、“開発表明”に近い。そこで、明らかになっているスペックのほかに、ZDNetが独自に入手した情報も追加して、「505iの選び方」を考えてみたい。
“メガピクセル級”の内蔵カメラは505iシリーズのウリの1つだが、すべてが100万画素オーバーなわけではない。 カメラで選ぶなら、まずは130万画素CCDの「SO505i」と123万画素CCDの「F505i」が候補。続いて63万画素ながら123万画素相当の「D505i」、100万画素CCDの「SH505i」が来る。 各機種の画質は未だチューニング中であり、発売されるまで詳細は分からないが、“デジカメスタイル”で撮影できる「SO505i」と「D505i」には期待したいところだ。
ちなみに、SO505iとF505iは最大デジタル16倍ズーム。SH505iとD505iは最大デジタル8倍ズームに対応している。
小型軽量な505iは……というと、実は「F505i」だ。厚みは21ミリ、重さも105グラムしかない。妥協のないスペックを持たせながら、小型・軽量。F505iは今回かなりの注目機種になりそうだ。 これまでのイメージとは異なり、かなり重いのが「P505i」。120グラムと、重い方から2番目に位置する。もっとも、今回145グラムとヘビー級なのが「SO505i」。厚さも30ミリとなっている。
従来機種と比べてみると、505iシリーズはボディもかなりヘビーであることが分かる。厚さ20ミリを切っている機種は1つもないし、重さも115グラム程度が多い。
“携帯ゲーム機なみ”と言われるiアプリDXに期待するユーザーは、案外「N505i」が狙い目になるかもしれない。これまで、iアプリのスピードが遅いと言われ続けたNEC製端末だが(2002年6月の記事参照)、N505iはスピードアップされるもよう。 iアプリの保存容量も、6144Kバイトとかなり潤沢に用意される見込みだ。今のところ、「P505i」「F505i」については情報を持っていないため、比較の対象にできないが、アプリ性能は端末によって大きな差がつくと予想される。
これまで、ヤマハチップならばFM+PCMの40和音、ロームチップならばPCMの32和音と、ある程度分かりやすかった着信メロディだが、505iでは機種ごとにかなり違いが出そうだ。
505iは特殊機能のオンパレードでもある。筆頭に当たるのは、F505iの指紋認証だろう。現在のところ、明かされている使い方は端末ロック程度だが、暗証番号に比べると圧倒的に使いやすい。 SH505iの3D液晶も見逃せない。「SH251iS」で初めて搭載された3D液晶だが(2002年11月の記事参照)、高精細なCGシリコン液晶で見る立体画像は壮観。 SH505iには、1種のマルチタスクともいえる「Assist View機能」も搭載されている。これは、iモード中や電話中、メール作成中でもスケジュールや電話帳閲覧が行えるもの。専用の「View」ボタンが用意され、ワンタッチで操作できる。 さて、皆さんはどの505iを選びますか? 関連記事 特集:ドコモの「505i」 NTTドコモが2003年春に発売する「505iシリーズ」は、さまざまな機能が盛り込まれたハイエンド端末だ。6機種すべてにQVGA液晶を標準搭載するほか、メガピクセルカメラを内蔵した端末も複数ラインアップされる 「505i」シリーズ、どの端末に何が搭載される? ドコモの「505i」シリーズは6モデルが開発表明された。ここではどの端末にどんな機能が搭載されているのかを見ていこう [斎藤健二, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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