写真で見る、メガピクセル「A5401CA」市場一番乗りを目指すKDDI初のメガピクセル端末は、1/2.7型124万画素プログレッシブCCDをセンサに使い、レンズには3群3枚の非球面ガラスレンズを搭載した。メモリカードこそ備えていないが、カメラ性能を追求した端末だ
KDDIが「メガピクセル携帯の中では、市場に一番早く出せるのではないか」と期待するのが、カシオ計算機製の「A5401CA」だ。
カメラは1/2.7型、有効124万画素のプログレッシブCCDを搭載。従来のケータイサイズのほか、VGAサイズ(640×480)、SXGAサイズ(1280×960)の撮影ができる。レンズは3群3枚、うち1枚は業界初となる非球面のガラスレンズを使った。
124万画素カメラのアップ。カメラの周りはヘアライン調の金属メッキがされている。ライトもかなり明るい。背面液晶は輝度が向上しただけでなく、1568万色表示(ソフト処理)となり、撮影時のファインダーとして利用できるほか、壁紙の表示も美しくなった メガピクセルカメラの用途はやはりプリントアウトが中心。撮影した画像はExif2.2に対応し「Exif Print」対応プリンタを使用すれば、撮影情報を元に画像を補整して印刷することができる。 印刷方法は3種類を想定している。1つは、今回発表があった「パレットプラザ」に端末を持ち込んで印刷する方法。2つ目は、アイ・オー・データ機器が発売する「スナップメモリー」を使い端末からCFカードに画像を保存して、写真プリント用端末でプリントするやり方だ。3つ目は、カシオソフトが発売する「MySyncPhoto2」を使ってPCにデータを転送し、PCから印刷する方法となる。 型番の5400が示すように、ムービーはMサイズ(128×96ピクセル)に対応した。撮影した動画はメールに添付して送信できる。Mサイズ動画を受信して再生できる端末は、「C5001T」「A5301T」「A5303H」「A5305K」「A1301S」「A5401CA」「A5402S」の7機種に限られるが、KDDIは今後機種数を増やしていくとしている。また、動画撮影中も22段階8倍ズームが可能だ。 ライトは高輝度白色LED2個を使い、かなりの明るさになった。静止画だけでなく、動画撮影中も点灯が可能で、[#]キーを押すだけでオン/オフできるようになっている。
A5401CAは、メガピクセルカメラを搭載しながらも、すっきりとした薄型のボディを実現した。厚みはわずか24ミリ、重さは106グラム。前機種の「A5302CA」と比べても、厚みが1ミリ増しただけで重さは同じ。他社のメガピクセル端末と比べても、かなりスリムなことが分かる。
厚みの増加やコストアップを嫌い、外部メモリカードに対応しなかったことが、このサイズを実現した。メモリカードはないが、本体内に16Mバイトものメモリを搭載し、SXGAサイズの静止画を約80枚、ケータイサイズの静止画やムービーならば最大1000枚を保存できる。 メインディスプレイは、前機種から引き続きセイコー・エプソン製の「Crystal Fine液晶」を採用。A5302CAもかなり明るい液晶だったが、A5401CAではさらに輝度をアップさせた。背面液晶にも同等のCrystal Fine液晶を使い、明るく見やすくなっている。
前機種の「A5302CA」と並べてみた。基本的なデザインコンセプトはよく似ている 主な仕様は以下の通り。
3色ラインアップされる中でも、イエロービーはこれまでにない色遣いだ。外側は少々赤みがかかった重みのある黄色で、内側はくすんだ黒のツートンとなっている
関連記事 auの夏モデル KDDIが発表した夏モデルは、それぞれが独特の特徴を備えた端末だ。メガピクセル、QVGA液晶、BREW、そしてカメラ付きGLOBAL PASSPORT。最新端末の情報をまとめた KDDI、メガピクセルカメラ付きなど5機種を発表 auはメガピクセルカメラ搭載機、QVGA液晶搭載機、カメラ付きGLOBAL PASSPORT端末など5機種を発表した。メガピクセルカメラでは、市場一番乗りを目指す 関連リンク カシオ計算機 ニュースリリース [斎藤健二, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
最新CPU搭載パソコンはドスパラで!!
最新スペック搭載ゲームパソコン
FEED BACK |