Mobile:NEWS 2003年7月31日 02:10 AM 更新

「撮ったあと」を気にせず撮れる〜「J-T010」のカメラ機能(2/2)


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 フレーム合成は120×160、144×176、240×320ピクセルの小さな画像だけでなく、VGA画像に対しても行えるのが特徴。フレーム加工画面は初のQVGA液晶端末「J-T08」からの高解像度を生かしたレイアウトが引き継がれている。1つの画面上で画像サイズ、加工のプレビュー画面、フレームの候補名3つが表示され、上下キーを押せばプレビュー画面上でどのように反映されるかを見られる。


 ほかにも撮ったあとの編集機能として「テキスト貼り付け」「マーカースタンプ」、画像を回転させる「画像アレンジ」などの機能が用意されている。

 なお写メールモードでの静止画撮影時は、セピアやエンボス、デッサンなどの効果をかけながらフレームを付けて、ファインダー画面でその効果を見ながら撮影することができる。撮影後の加工では、効果やフレームの位置合わせができないのには注意が必要だ(デジタルカメラモード時は効果をかけながらの撮影のみ対応で、フレームを付けながらの撮影はできない)。


左のように効果とフレームを同時に設定する写真は、撮影時に設定しておかないと撮れない。また右のように顔の位置あわせも撮影後にはできない

効果とフレームを反映させた動画撮影も

 J-T010では、背面液晶に待ち受け動画を設定できる。そのため動画撮影モードも、通常撮影の「ハンディビデオ」のほかにサブ液晶サイズの動画を撮れる「サブ液晶ビデオ」を選べるようになっている。いったんハンディビデオで撮影した動画をサブ液晶用には変換できないからだ。

 ハンディビデオでは、最大2分45秒撮影できる「ファイン」と最大4分8秒撮影できる「ロング」を選べ、それぞれ音の有無を設定可能だ。サブ液晶ビデオは最大10秒までの録画が行える。

 面白いのはいずれのモードでもセピアやエンボスなどの設定を反映させながら録画ができる点。ハンディビデオでは、効果とフレームの両方を反映させながらの撮影も可能だ。


動画撮影時に効果とフレームを同時に設定できるのは珍しい。動画編集機能の「ビデオつく〜る」では、テロップ入れなども可能だ

 ハンディビデオで撮った動画は、動画編集機能「ビデオつく〜る」を使ってフレームをつけたり分割結合してオリジナルムービーを作れるほか、静止画として切り出すこともできる。

複数画像を管理しやすい仕組みも

 画像管理もなかなかよくできている。静止画のサムネイル表示では、カーソルが当たっている画像の名称と大きさが表示され、表示速度も速いとはいえないものの、ストレスを感じさせるほどではない。ただ、ビデオ撮影時には名称しか表示されないのは残念な点だ。


左から「写メールモード」「デジタルカメラ」「ビデオ」のサムネイル表示画面。写メールモードでサイズが表示されている場所は、デジタルカメラではデータ容量、ビデオは撮影時間が表示される

 静止画、動画いずれのサムネイル表示でも、右ソフトウェアキーが「チェック」に割り当てられている。画像や動画にチェックをいれて、真ん中のソフトウェアキーを押すと「一括消去」「保護/解除」「フォルダ移動」「コピー」「チェックリセット」など、複数枚を選択した後に続く動作にすぐ移れるのは便利な仕様だ。


サムネイル画面でチェックを入れると、右のようなメニュが出て一括処理ができる

 9枚の静止画の連写が可能な「連写」での撮影時には、シャッターを押した後に一つの画面上に9枚の画像が表示さる。ここで不要な画面のチェックを外して必要なものだけを保存したり、チェックを入れた写真だけでアニメーションを作ったりといった作業ができる。


連写した写真は1画面に表示され、確認しながら必要なものだけを選んで保存できる。撮影後は全てにチェックが入っているので不必要な画面のチェックをはずせばいい。チェックして左ソフトウェアキーを押すと選んだ画面のみが登録され、真ん中のソフトウェアキーを押せば選んだ画像をアニメーションにしたり、チェックをリセットできる

ユーザーが撮ったあとにどうしたいかをサポート

 そもそもユーザーは撮影時や加工時にサイズを気にしたくないものだ。まったく気にせずに済む端末はまだ出てきていないが、J-T010はそうした感覚に近づこうとしている。

 残念なのが文字入力時のレスポンスが今ひとつな点。キーの押下に文字がついてこないことがあり、入力スピードが速い人はストレスを感じることがあるかもしれない。これだけ多くの機能を使いやすく搭載しているだけに、惜しまれる点だ。



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関連リンク
▼ 東芝「J-T010」サイト
▼ J-フォン

[後藤祥子, ITmedia]

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