Vodafoneへの道〜J-フォンロードマップ
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ロゴ変更 | 2001年12月 |
Vodafoneへブランド名移行 | 10月1日 |
J-スカイがボーダフォンライブ!に | 10月1日 |
サービス名もボーダフォンを冠す | 10月1日 |
メールアドレスドメイン名変更 | 11月中旬 |
J-フォンは、ブランドへの全面移行を見据えて、次第にVodafoneロゴの利用を増やしてきた。端末のロゴも、現在は「Vodafone」になっている。
10月1日、ブランド名変更。メールアドレス変更には注意
10月1日は、ひとつの区切りとなる。J-フォンブランドが全面的にVodafoneブランドに切り替わるからだ。コーポレートロゴも変更され、J-フォンショップもVodafoneショップに変わる。J-スカイサービスもボーダフォンライブ!となる。余談だが、J-スカイ向けにコンテンツを提供しているプロバイダには、「J-」という名称を使わぬようJ-フォンから要請がきており、対応に苦慮しているという。
同じく10月1日のスタートを目指しているのが、3G向けボーダフォンライブ!だ(8月18日の記事参照)。昨年12月に開始した3Gサービスは、音声通話が中心でメールもWeb閲覧も行えなかった。ユーザーにとっては、この10月が真の3Gサービス開始ともいえるだろう。
J-フォンによると、7月末での3Gサービスエリアは人口カバー率で89.5%。3G向けボーダフォンライブ!開始時には95%以上を目指している。FOMAの人口カバー率は93%なので、いかにJ-フォンが急速にエリアを拡大してきたかがわかる。ただしドコモのFOMAの例を見れば分かるように、3Gのエリア展開度合いは人口カバー率だけで計ることはできず、屋内や地下街への対応が急務だ。この点はFOMAのほうが先行している。
1点、魅力的なのは他社に先駆けて国際データローミングを実現すること。auのGLOBAL PASSPORT端末でも海外の通話は可能だが、メールの送受信やWeb閲覧には対応していない。送受信とも1通最低100円という料金面での課題はあるが、海外でも写メールできるようになるのは大きな進歩といえるだろう。
気になる3G端末は、現在のところ三洋電機製の「V801SA」の投入が発表されているのみ(8月18日の記事参照)。メールやWebなど3Gならではのサービスを使うには、従来の端末ユーザーは買い換えの必要がある。ただし、JATEなどの認証機関には、VGS端末と見られる三菱電機製「V301D」やシャープ製「V401SH」の名前も挙がっており、本格展開に合わせて多くのメーカーの参入が予想される。
多少の混乱が予想されるのは、11月中旬に予定されているメールアドレスのドメイン変更だ(7月15日の記事参照)。
従来の「jp-X」ドメインから「X.vodafone」ドメインに変更になり(Xは6種類のアルファベット)、併用できる期間は2004年10月末まで。1年の猶予はあるが、アドレス帳に登録してあるJ-フォンユーザーのメールアドレスをすべて変更することになる。また、電話番号を使ったメールアドレスを使っているユーザーは強制的に異なるアドレスに変更させられるのにも注意が必要だ。
※8月20日、旧アドレスの併用期間が無期限延長されることが発表された(8月20日の記事参照)。J-フォンでは旧メールアドレス宛のメールの利用状況を見て廃止時期を決めるとしている
[斎藤健二, ITmedia]
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