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2003年10月9日　10:19 AM 更新

総務省、EV-DO端末の免許全国付与

総務省はKDDIに、CDMA2000 1x EV-DO端末の包括免許を全国で与える答申を発表した。全国での端末の運用開始予定日は2004年1月31日以降としている。

　総務省は10月8日、KDDIに全国でCDMA2000 1x EV-DOとCDMA2000 1xのデュアルモード端末の包括免許を与える答申を発表した（既に関東・東海・近畿については7月に付与済み）。運用開始予定日は2004年1月31日としている。

　KDDIは、当初東名阪地区でEV-DOサービスを開始する予定で、その後全国にエリアを広げていく。全国レベルで基地局が実際に運用できるようになるのは1月31日以降となる。

　CDMA2000 1x EV-DOは、KDDIが導入を予定しているデータ専用の通信方式で、下り最大2.4Mbpsの通信速度を持つ。既に今年4月から、2GHz帯を利用して関東地区で試験サービスを行っており（3月28日の記事参照）、本サービスでは現行の携帯電話が使う800MHz帯を使う。端末は、CDMA2000 1xとのデュアルモード端末となり、音声通話およびEV-DOエリア外でのデータ通信はCDMA2000 1xを利用する。

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[斎藤健二, ITmedia]

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