Bluetooth 1.2を正式承認Bluetooth SIGは11月7日、次期規格「Bluetooth Version 1.2」を正式承認したと発表した。対応製品は2004年初頭から出荷される見通し。
Bluetooth SIGは11月7日、次期規格「Bluetooth Version 1.2」(7月10日の記事参照)を正式承認したと発表した。対応製品は2004年初頭から出荷される見通し。 追加された「Adaptive Frequency Hopping」(AFH)は無線LANとの相互干渉を低減する機能。BluetoothとIEEE 802.11b/gは同じ2.4GHz帯を使用している。AFHは無線LANなどの他のワイヤレスアクセス手段が一定の周波数を占有していても、帯域内でBluetooth通信が途切れないようにする。 また音声処理機能も強化。エラー検出法の採用で雑音や干渉の多い環境でも良好な音声通話が可能という。他のBluetooth機器との接続も高速化した(7月9日の記事参照)。 1.1との下位互換性は保ち、既に販売されているほとんどのBluetooth機器と通信可能としている。 関連記事 Bluetooth 1.2は「縁の下の力持ち」的な機能強化 9月にも最初の製品が出ると見込まれるBluetooth 1.2。強化されたのは、ユーザーが意識することの少ない部分で、これによって新しい使い方が提案される性格のものではない。 Bluetooth 1.2、策定間近 Bluetooth SIGはBluetooth 1.2が承認前の最終段階に入ったとアナウンスした。特徴はセキュリティの強化や無線LANとの共存など。 Bluetooth 1.2で何が変わる? Bluetoothの新バージョン、「Bluetooth 1.2」がまもなく登場する。バージョン1.2でBluetoothの何が変わり、何が変わらないのか。Bluetooth SIGマーケティングディレクターのAnders Edlund氏がその概要と市場動向を語った 1週間に100万台〜Bluetooth対応機器の出荷、円熟期に Bluetooth用ICの追跡調査を行っているIMS Researchの調査によると、世界のBluetooth製品出荷台数が初めて1週間につき100万台を突破した。 WIRELESS JAPANで見た“青の時代”本格到来の兆し “永遠の次世代無線技術”ともいわれていた「Bluetooth」が、いよいよ本格普及にむけて歩き始めた。WIRELESS JAPAN 2003の会場内では、“青の時代”到来の兆しを告げるBluetooth関連製品が数多く展示されている。 加賀電子、ドコモと共同で携帯用Bluetoothアダプタを開発中 関連リンク Bluetooth SIG [ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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