ドコモの月間純増数、auの4分の1に〜11月契約者速報ドコモは、PDCが22万5500の純減でFOMAと合わせても月間純増数が10万を割り込んだ。結果11月のドコモの純増数はauの4分の1になってしまった。auは純増数23万9300でダントツの首位に。
電気通信事業者協会(TCA)は12月5日、ブラウザフォンサービス契約数を含めた携帯電話/PHSなどの2003年11月の契約数を発表した。携帯電話契約数は33万2900増えて、7928万0700。
各キャリアの単月の純増数の推移 ドコモはPDCが22万5500の純減。FOMAの純増でもカバーしきれず、6万3800と落ち込んだ。これはauの純増数の約4分の1という数字。ドコモの新端末は、12月に505iSシリーズ3モデル、2004年初旬に高機能FOMAが登場する見込みで、こららの端末で巻き返しを図りたいところだろう。 対するauは快進撃が止まらず、純増数は23万9300。月間純増数のトップが定番になりつつある。今後もラジオ付きの「A5503SA」やAF200万画素の「A5403CA」、ブロードバンドケータイ第2弾の「W11K」の3モデルが12月、1月には電子コンパス付きのメガピクセルマンナビ端末「A5502K」が発売予定で目が離せない。 ボーダフォンは引き続き低調で、純増数は3万5500に留まった。多機能3G携帯の「V801SA」、AF202万画素のバウリンガルケータイ「V601SH」、日本発のテレビチューナー内蔵携帯「V601N」といった12月登場の3モデルの動向に今後注目だ。
各キャリアの単月シェアの推移
ドコモのFOMAは、PDCからの本格的な移行期入ったもよう。当初のFOMA契約者数目標の146万は11月で突破、累計で162万5900契約に達した。2003年初旬に多機能FOMAが登場予定なこともあり、上方修正された年度末目標の200万契約達成は(10月30日の記事参照)、ほぼ間違いなさそうだ。 auのCDMA2000 1xは純増数で50万を突破、cdmaOneから移行は順調に進んでいる。 ボーダフォンの3Gは4600の増加に留まり、累計で9万3200。12月にはVGS向けボーダフォンライブ!が開始され、フルスペックの新端末「V801SA」も登場。ようやく本格スタートを切ったかっこうだ。「Nokia 7600」や「V801SH」など(11月18日の記事参照)、今後のラインアップが出揃ってからの動向に期待だ。
最近では付いていない端末を探すほうが難しくなってきた携帯カメラ。ドコモのiショット対応端末は、ついに2000万台を突破した。auが急速な追い上げでボーダフォンの数字に迫りつつある。
PHSは各社低調で、ともに純減となった。
関連記事 au、またも月間純増首位。ドコモPDC離れ進む〜10月契約者速報 絶好調のauは10月の純増シェアで過半数を取り、またも月間トップに。ドコモのPDCは18万の純減となり、FOMAは33万の純増。PDCの買い控えの影響もあるが、世代交代の始まりを思わせる数字となった。 ドコモのムーバが純減。転換期へ〜9月契約者速報 ドコモのムーバ(PDC)が史上初めての純減を記録した。ただしFOMAは、過去最高の純増を記録しており、2G、3G合計では前年並み。ドコモは「順調に推移している証」だとしている。 ドコモまたも2位転落──8月事業者別契約者速報 単月純増シェアで、またもドコモがauに負けた。今期、auが首位を取るのは4回目。ただしFOMAは8月も12万7000増やし、順調だ。 FOMA12万4000の純増──7月事業者別契約者速報 3カ月ぶりにauを抑えて月間純増シェアトップに復帰したドコモ。FOMAも過去最高レベルの純増を見せ、調子を上げてきた。FOMA契約者のうち18%を7月に獲得している。 FOMA、2003年度契約目標を200万に上方修正 ドコモは2004年3月末のFOMA契約者数目標を、これまでの146万人から200万人に上方修正した。ARPUも1万円を超え、契約者数の伸びも順調なため。また上期は、端末1台あたり3万円前後発生するインセンティブ費用の増加により、増収減益となった。 関連リンク 電気通信事業者協会(TCA) [後藤祥子, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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