Mobile:NEWS 2003年12月26日 04:03 AM 更新

記者の七つ道具探訪
その1 Mobile担当記者G(2/2)


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道具5 ICレコーダ 三洋電機の「ICR-B90RM」

 これを買うまでは、ソニーのデジタルビデオ「DCR-PC5」をICレコーダーとデジタルカメラを兼ねて使っていた。しかし「ビデオのデジタルズーム画像はWebの利用に堪えない」と叱られたこともあって、デジタルカメラを新調。それに伴ってICレコーダーも専用のものを購入した。


 ICR-B90RM(5月16日の記事参照)はレコーダー本体をUSBポートに差し込めるタイプ。PCのUSBポートに差すだけでデータを取り込めるのが便利だ。データフォーマットがMP3だから、PC側のプレイヤーを選ばないのも気軽でいい。本体がサイズが小さいことと、単四電池で駆動するのも気に入っている。

 自動ファイル分割機能は備えていないが、そんなのは「手動でやればいいや」と、それほど気にしていない。改善を望むのは、バッテリーの残量を表示してほしい点だ。「急にバッテリーマークが点滅し始めて、焦ることがしばしば。点滅してからもそれなりに録音できるけど、残量が分かればもっと安心して使える」。またバッテリーが案外早く終わってしまうのも気にかかる点。「2時間ものの取材を2−3回録音すると終わってしまうかんじ。もう少し長持ちしてほしい」

道具6 カメラ ミノルタ「DiMAGE Z1」

 5年ぶりくらいに買い換えたカメラは「DiMAGE Z1」(8月7日の記事参照)。記者Gがカメラに求めていたのは、講演会などで講演者を離れた場所からも撮れる倍率の光学ズームと携帯電話の発表会で細かいところもきれいに撮れるマクロ機能。そんな機能を備えた5−6万円くらいのカメラを探していた。

 そのころ条件を満たしていたのは、松下電器産業の「DMC-FZ1」(11月1日の記事参照)と、ミノルタの「DiMAGE Z1」の2つ。

 どちらにしようかとさんざん悩んだが、1)会社の中では2−3人が既にDMC-FZ1を持っていた 2)DiMAGE Z1は単三乾電池で駆動する 3)DiMAGE Z1は“くわがた”がきれいに撮れる(10月10日の記事参照) ことからDiMAGE Z1に決めた(100万画素分オトクという素人っぽい考えがあったのはヒミツだ)。

 買った当初、とてもレビューを担当したN記者のようにきれいに撮影できず、「なんでこんなにきれいにマクロ撮影できるの?」と問いただして「あぁ、あの時はライティングとか完璧だったたから」という無常な返事をもらうパンチを食らったことも。

 今では撮影にも慣れ、以前よりはきれいに写真を撮れるようになった(と思いたい)。ちなみにマニュアル撮影は「これからの課題」

 ただ重くてかさばるのには、少々閉口している(サイズは109.5(幅)×77.5(高さ)×80(奥行き)ミリ、重さ305グラム。電池を入れるとそれなりの重さだ)。

道具7 暇つぶしに読む雑誌群

 このところの端末発表ラッシュで、家でじっくり読書する時間がとれなくなったため、雑誌や本を持ち歩いていて空いた時間に読んでいる。

 月曜日には「ビッグコミックスピリッツ」、水曜日に「Hanako」、木曜日に「コミックモーニング」と「週刊文春」を読むのがルーティンで、特集が面白そうだとダ・カーポやNews Week日本語版、AERAを買うときもある。ほかにも文庫本を持ち歩いていたり、たまに「装苑」や「ブルータス」「LOOP」を買ったりもするので、「かばんは重くなる一方」。


12月25日に持っていた雑誌。「GQ」は第一特集の「東ハト従業員からの手紙」目的で買ったのではないことは推して知るべし

自腹購入率は24%

 記者Gの七つ道具の総額は以下の通り。

製品名購入価格買った人
VAIO TR約23万円会社
F2102V2万4800円会社
J-SH531万9800円自腹
A5501T1万9800円会社
W11H2万6800円会社
無印良品A5ノート70円自腹
無印良品ペン1本80円×3本自腹
ICR-B90RM2万3800円自腹
DiMAGE Z14万9800円自腹

 うち自腹で買ったのはJ-SH53、ノート、ペン、ICR-B90RM、DiMAGE Z1で総額9万3710円。総額が39万5110円だから自腹率は約24%だ。


ウェアラブルバッグにはこんなものも入っていた


リュックの中は、使い終わった電池やら何やらがごろごろ



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[後藤祥子, ITmedia]

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