A5504TにTK41、SH900iとD900iも ~未発売端末が揃う会場:ケータイ国際フォーラム
移動体製品を中心とするIT総合見本市、「第3回ケータイ国際フォーラム」が、3月17日から18日にかけて開催されている。会場には、未発売の端末が多数出展され、一般ユーザーも気軽に手にとって機能を試せる。
移動体製品を中心とするIT総合見本市、「第3回ケータイ国際フォーラム」が、3月17日から18日にかけて開催されている。会場である京都府総合見本市会館パルスプラザでは、200を超える企業、大学・研究機関の展示が行われているほか、公開セミナー・カンファレンスも用意されている。
会場には、未発売の端末が多数展示され、一般ユーザーも気軽に手にとって機能を試すことが可能。目に付いたものを、いくつか挙げてみよう。
KDDIのブースには、Bluetooth搭載で話題の東芝製「A5504T」が展示されている。会場には、同じくBluetooth対応のエプソン製プリンタ「PM-D750」も用意され、実際にBluetoothで通信、画像データを送信してプリントアウトする手順を確認できる。
A5504TのBluetoothメニューから周辺機器の探索をかけたところ、数秒程度でプリンタを検出。後は、再びBluetoothメニューに戻って、相手先端末を選択し「ピクチャ送信」を行えばいい(手続きの詳細は3月15日の記事参照)。さほど戸惑うことなく、操作できるインタフェースだ。
京セラのブースには、都内では今週末にも発売される見込みの「TK41」が展示されていた。ハーフミラー仕上げの背面パネルの質感、端末の薄さなど、手にとってみて初めて実感できる部分も多い。
背面パネルは、「自分撮りのミラーに使える」とうたわれているが、確かに“鏡”そのもの。有機ELディスプレイが浮かび上がる仕様になっており、ここに時刻を表示したり、着信時に相手電話番号を表示したりできる。
有効画素数31万画素のカメラを搭載しており、フラッシュライトも付いている。あらかじめ写真を送りたい相手を登録しておけば、撮った写真を手早く送信できる「撮速メール」機能も備えている。
NTTドコモのブースには、900iシリーズが勢ぞろいしていた。その中には、未発売の「SH900i」と「D900i」の姿もある。
展示されていたSH900iには、ExcelやPDFデータなど各種ファイルが入ったminiSDが収納され、同端末がウリにしている「ドキュメントビューワ」機能(2003年12月の記事参照)を確認できた。
[1]キーで縮小、[3]キーで拡大、十字キーでスクロールという操作体系だが、レスポンスは非常にいい。PDFファイルなどを扱っても、“ファイルの重さ”を全く感じさせない。画像を拡大すると、一瞬画像がボケるが、次の瞬間ピントが合う。エクセルシートの細かい文字なども判読可能で、実用性は十分と感じた。
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