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三洋、薄型スライド型UMTS端末を展示:CEATEC JAPAN 2004
W-CDMA/GSMに対応した、「SUP-700」(国内名V801SA)の後継機と見られる端末が展示されている。
CEATEC 三洋電機の海外携帯電話コーナーでは、ひっそりと開発中のUMTS/GSM端末が展示されている。「SUP-700」(国内名V801SA)の後継機と見られる。
背面にメガピクセルCCDカメラ、前面に31万画素のCCDカメラを備える。Bluetoothを内蔵し、オフィスアプリケーションのファイルを閲覧できるSVGビューワを備えるのがSUP-700との大きな違い。PictBridge機能も備える。チップは変わらずQualcomm製を使う。
大幅に薄くなったほか、電池の持ちも改善されているという。国内はもちろん、海外での投入も未定となっている。
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こちらは隣に展示されているPHS/GSMのデュアル端末。台湾で販売中の端末だ(4月28日の記事参照)。GSMとPHSの回路が別基板に搭載されている
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