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ドコモ、動画配信に不具合~1年半気付かず
FOMA向けの動画配信サービス「M-stage Vライブ」にサービス開始当初からの不具合。推計で2万1000人に影響があった。
ドコモは11月5日、FOMAおよびPHS「Lookwalk P751V」から利用できる動画配信サービス「M-stage Vライブ」および「iモーション」(64K通信)に不具合があり、正常に通信できない場合があったと発表した。
対象となるのは、推計で2万1000人。約170万円を返金する。
通信接続後、10秒~40秒ほど画像が表示されない状態となり通信が切断されない場合があった。ドコモシステムソフトウェアの不具合で、現在は改修されている。M-stage Vライブサービス開始直後の2003年5月1日からの不具合で、約1年半気づかなかった。「電波状態が悪いのと症状が似ている。ユーザーからの申告もなく、自社内で把握するまで分からなかった」(ドコモ)。
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