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“おサイフケータイ”、100万台突破
ドコモのおサイフケータイが100万台を突破した。iモード普及時よりも早いペースで対応端末が増えている。2006年3月末には1000万台突破を目指す。
NTTドコモの新プラットフォーム「おサイフケータイ」がクリティカルマスを超えた。
ドコモは、iモードFeliCa搭載端末「おサイフケータイ」が、12月14日に100万台を突破したと発表した。7月10日に販売された「P506iC」の登場から約5カ月で達成したことになる。
iモードが100万台を突破した頃から急速に普及が拡大したことから、携帯電話サービスでは100万台を爆発的普及へのマイルストーンと見ることが多い。iモードの普及時は100万台突破まで約5カ月半かかっており、今回はさらに早いペースだ。
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これまでプラットフォームとして存在感の薄かったiモードFeliCa端末だが、2005年は普及に弾みがつく見通しだ。2006年3月末までに、1000万台の大台に乗せることをドコモは目標にしている。
現在、おサイフ携帯は「P506iC」「SH506iC」「SO506iC」「F900iC」「SH901iC」の5機種がラインアップされている。今後「N901iC」や「F901iC」が登場する予定だ。
おサイフケータイのラインアップ。左からP506iC、SH506iC、SO506iC、F900iC、SH901iC、F901iC、N901iC
利用可能な店舗やサービスも順次拡大され、11月末時点で約1万3000店舗、約2700台の自動販売機が対応している。
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