ドコモに「N901iC」旋風~au「A1404S」はどうか?:携帯販売ランキング(1月24日~1月30日)
ドコモの901iシリーズ「N901iC」が、初登場でいきなりトップ3に食い込んだ。auの「A1404S」もリリースされているが、こちらはトップ10入りできたか。
先週は、ドコモの「N901iC」とauの「A1404S」2機種が新たにリリースされた。いずれも注目度の高い端末だが、初登場でランクインできるか。
ドコモのランキングに、旋風が巻き起こった。N901iC(右写真)が、初登場で3位に飛び込む上々の滑り出し。ランキング集計の都合上、3日分の販売成績しか加算されていないが、それでも上位に入っている。
1位が「N900iS」、2位が「P900i」である点は先週と変わらず。4位「N506i」と5位「SH900i」は、N901iCに押し出される格好で先週から1つずつ順位を下げた。901iシリーズの「SH901iC」は、先週6位から2つ順位を落とすなどやや下降気味だ。
auは、「A5406CA」が1位をキープ。2位の「W21CA」と並んで、安定した強さを誇っている。3位には、先週6位からランクアップした「W22SA」が入った。
A1404S(左写真)は、残念ながらランクインできなかった。同機種は、「A1402S」「A1402S II」から連綿と続く“コンパクトで着せ替え、かつQVGA”というモデル。前の2機種はトップ10の常連だったが、A1404Sは発売即ランクインとはいかなかったようだ。
ツーカーのランキングは、このところ不変。「ツーカーS」(右写真)がトップ、「TT31」「TT32」が2位、3位で、以下細かい変化はあるが顔ぶれは変わらない。
トピックを探すなら、8位に入った「TK31」だろうか。薄さ15ミリで31万画素カメラを搭載したモデルで、先週19位から大幅ランクアップした。もっとも、ツーカーランキングとしてはしばしば見かける機種で、なぜこの2週で“下がったり上がったり”したかは不明だ。
ボーダフォンランキングは、依然として“2強”が上位を譲らない。2強とは、200万画素カメラ搭載の「V602SH」と、テレビ付きの「V402SH」を指す。
上昇気流に乗っていた「902SH」「802SH」のコンビは、明暗を分けた。902SHは、先週3位に食い込んでいたが今週はランクダウンし、5位。一方802SH(左写真)は、902SHを上回る4位に付けている。
今週は、多くの新機種が発売されている。ドコモから、901iシリーズである「P901i」「D901i」が販売開始になったほか、柔らか素材が特徴の風変わりな端末「Lechiffon」が店頭に並んだ。液晶ディスプレイ面がスピーカーになる「N506iS」も土曜に発売予定。ボーダフォンからは、冬商戦向け3G端末として発表され、なかなか発売されずにいた「802N」がリリースされている。ランキングへの影響が楽しみだ。
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