連載
100万画素クラスのカメラとして十分な仕上がり~「SH700i」:ケータイカメラ画質研究ラボ(2/3 ページ)
底面のカメラを10度傾けて設置した「10°Slant Camera」が特徴の「SH700i」。バランスの取れたきれいな画質だが、被写体までの距離の取り方には若干の慣れが必要だ。
次はあずま屋の作例だ。
左がSH700i、右がEXILIM S20
松葉のディテールは解像しきれず、かなりつぶれているものの、それ以外のバランスはいい。このあたりは割り切って使いたいところだ。
さらに屋外の作例を3つ用意した。
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池と庭園
青空と看板
青空中心の写真では案内板が少々暗めに感じるが、それ以外は130万画素クラスのパンフォーカスタイプとしてはバランスの取れた写りだ。
最後はマクロの作例を見てみよう。
マクロで撮影
パンフォーカスのため、マクロ時の撮影距離はシビアだが、20センチくらいの距離ならしっかり映ってくれる。背景のボケかたはあまり美しくないが、これは仕方がないところか。
室内編
室内編は蛍光灯下の作例から見ていこう。
蛍光灯下で撮影
残念ながら全体にもやっとした写りになってしまった。撮影距離は50~60センチ相当だが、少し近かったようだ。パンフォーカス(ピント位置が固定されている)の場合、カメラの設計によってどのくらいまで近寄れるかが変わってくる。SH700iはあまり近寄れない仕様のようだ。ほかの端末との比較上、どうしてもこの距離で撮ることになってしまうのでご勘弁を。
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