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ドコモで“P”が無敵――「A5511T」も好調な出だし携帯販売ランキング(6月13日~19日)

ドコモランキングで某メーカーが上位を独占している。auランキングでは、テレビケータイ「A5511T」が健闘。ボーダフォンランキングにも新顔が登場した。

 先週は、auのテレビケータイ「A5511T」とエルダー向けの携帯「W32K」が全国でリリースされた。それぞれ、初登場でランクインとなるか。ドコモは先週「P901iS」が初登場でいきなりトップを獲ったが、この順位をキープできたかも気にかかる。

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 今週のドコモは、“P”軍団が無敵の強さを誇っている。1位は先週と変わらずP901iS(右写真)。2位は先週3位から上がった「P700i」で、3位も先週4位から上がった「P901i」となっている。実に“1、2、3フィニッシュ”を決めたわけで、ドコモのランキングがここまで特定のメーカーに偏るのは珍しい。

 先週2位だった「SH901iS」は4位に後退した。Pの独走を許さない意味でも、頑張ってほしいところ。シャープ製端末では「SH700i」も6位まで順位を上げており、さらに上を目指せるか注目だ。

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 auはセキュリティ強化の「A5509T」がトップに君臨している。どうやら、長期政権を築きそうな気配も漂ってきた。2位はWIN端末でありながらフレンドリーデザインの「W31K」で、こちらも息の長い端末になりそうだ。

 ポイントは、やはり9位にランクしたA5511T(左写真)だろう。初登場でありながら、堂々のトップ10入り。WIN端末でないため“ハイエンド”とまではいえないが、それでもテレビ機能などが評価されたか、スタートダッシュに成功した。なおエルダー向けを狙ったW32Kのほうは残念ながら、トップ10圏内には見当たらない。

 ツーカーのランキングは、特に変動なし。「ツーカーS」(右写真)の1位は“指定席”で、2位の「TT32」も先週と同じ。3位と4位が入れ替わったが、5位~7位は先週と同じまま。

 10位には、11位から上昇したプリケーセット対応版「TK31」が入った。ただしTK31は、しばしばトップ10入りしていた機種。そう大きな動きともいえないようだ。

 ボーダフォンランキングは、トップ4が固定したまま。1位「V603SH」2位「V603T」3位「802SH」4位「902SH」と先週から変わらずにいる。

 その下に、新顔がはせ参じている。東芝の3G新機種「902T」(左写真)がランクインしているのだ。902Tは先週、初登場で13位につけていたが、今週になってさらに順位を上げてトップ10入りした。ボーダフォンのランキングをどこまでかきまわせるか。

 今週は、話題の大型新人「N901iS」が全国で発売された。読者の注目度だけで見れば、“P”一色のランキングをくつがえすだけの潜在能力は秘めている。来週のドコモランキングがどうなるか、今から楽しみだ。



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