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「W31T」「V501SH」新星が続々――901iSの“前評判”も公開携帯販売ランキング(6月27日~7月3日)

auで「W31T」が、ボーダフォンで「V501SH」が、それぞれ好調なスタートをきった。この機会に、901iSシリーズ人気の“事前調査”結果も公表しておこう。

 先週は、新機種が多く発売された。6月30日に、読者の注目度が高かった「W31T」が全国発売されたほか、「A1404S II」も随時販売開始に。ボーダフォンでは「V501SH」が発売されたほか、7月1日にはビジネスFOMAこと「M1000」がリリースされた。ランキングへの影響はどうか。

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 ドコモは、「N901iS」(右写真)がV2を達成。N901iSは先週、パナソニック モバイル端末群を抜き去って初登場で首位に立ったが(7月1日の記事参照)、その勢いが継続している。2位、3位は“P”端末だが、その下にはNEC製「N901iC」が再浮上してきた。

 「P901iS」は、1つ順位を下げて5位に。「SH901iS」は、6位に踏みとどまっている。なお、ITmediaは901iSシリーズの発売前に人気投票を行っているが(5月19日の記事参照)、そのときの人気トップは「SH901iS」だった(下グラフ参照)。結果だけ見ると、世間一般のユーザーとITmedia読者では嗜好が異なっているが、少なくともSH端末が“N”“P”と渡り合えるだけの人気になったといえそうだ。

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ITmediaによる事前調査での各端末の人気。ここではN901iSは3位だった

 auは、1位がセキュリティ強化の「A5509T」で、2位がフレンドリーデザイン対応のWIN端末「W31K」。ここまでは先週と同じだが、その下が違う。

 3位に新星「W31T」がランクインした。フルブラウザ搭載、236万画素CCDカメラを内蔵、Bluetooth対応でありながら、厚さは20ミリと“高機能でコンパクト”を実現。ユーザーの支持を集めたようだ。来週以降、さらに上を目指せるか。

 ツーカーは、いつもながら動きの少ないランキング。「ツーカーS」の首位はいまや動かしがたい“鉄板”で、「TT32」や「TT31」も2位、3位の常連だ。

 「TT51」は3位から5位に後退。3位からさらに上昇できるかと期待されたが、逆に順位を下げてしまった。以下、細かく順位が変動しているが、プリケーセットの「TT41」が11位から7位にランクアップしている以外は、先週と同じ顔ぶれだ。

 ボーダフォンは、1位~6位が先週と変わらず。ややランキングがこう着状態になっているが、その下に新顔が登場した。

 「V501SH」が7位に飛び込んでいる。機能面でハイエンドの3G端末ではないが、着せ替えパネルで素材感まで変えられるというアプローチでユーザーの支持を集めた。ドコモ、auでも“着せ替え”は1つのトレンドだけに、ボーダフォンのV501SHにも注目が集まる。

 今週も、新機種が複数リリースされた。auからは「A5512CA」が販売開始。コンパクトなボディに、128万画素カメラを搭載した端末だ。ボーダフォンからは話題の“牛型ケータイ”こと「V501T」が登場。初登場でトップ10に顔を出す可能性は、十分だ。



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