iモードの太字表示は復活したのか?──「N902iS」:夏モデルの“ここ”が知りたい「N902iS」編(2)
問い合わせの中で意外と多かったのが、iモードが太字表示に対応したかどうか。閉じたままどんなことができるのかという質問も多かった。
質問:端末を閉じたまま、どんな操作ができますか?
カメラユニットが底面に移動して閉じたまま撮影可能になり、SD-Audioにも対応した(5月12日の記事参照)。そこで気になるのが、“閉じたまま、どんな操作ができるのか”という点。
“閉じたままカメラ撮影”は、側面のメモボタンを長押しするとカメラが起動。サブディスプレイをファインダーにして、側面のメモボタンかサブディスプレイ下のアシストボタンを押せば、オートフォーカス有効のまま写真を撮れる。縦に持つならアシストボタン、横に持つならメモボタンで撮影すると操作しやすい。
SD-Audio対応となったミュージックプレーヤー機能の使い勝手は「N902i」と同等。閉じた状態でアシストボタンを長押しすると、前回再生を停止した曲から再生を開始。短押しで一時停止/再開、起動中に長押しでミュージックプレーヤーが終了する。側面のボタンで音量調整や曲間移動もできる。
プッシュトークも閉じたまま使えるようになった。発信操作はできないが、着信時には閉じたままスピーカーフォンのように通話できる。ほかにも音声による不在着信の確認や新着メールの読み上げ機能などを、閉じたまま利用できる。
質問:iモードが太字表示に対応しましたか?
「N902iでは、iモードが太字表示に対応していませんでしたが、N902iSでは対応したのでしょうか」──こんな質問も寄せられている。
N902iSではiモードの太字表示が復活した。またフォントサイズにも「拡大2」が追加され、メールでは30ドットフォントでの表示が可能になっている。
※今回の検証は、発表会で展示されたデモ機で行っており、製品版では仕様が変わる可能性もあることをご了承いただきたい。
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