写真で解説する「F903i」(2/2 ページ)
ディスプレイをスイングさせると好みの機能が起動、メール作成時にも利用できるF903i。伝統の指紋認証&セキュリティ機能や、Napsterに加えて着うたフルにも対応するなど、F902iSで実現した機能をさらに進化させている。
よりきめ細かなICロックが可能に
代々指紋認証機能を搭載している富士通製端末。F902iSでは、端末を閉じたままでロック解除できる機能や、“指紋だけ認証(暗証番号ではロック解除できない)”、ユーザー認証が必要なWebサイトでIDやパスワードを一元管理する“パスワードマネージャー”などの機能が搭載されたが(5月12日の記事参照)、これらはF903iでも継承されている。
F903iで強化された点としては、FeliCa関連アプリごとにICロックをかけるかどうかを決められるようになったことが挙げられる。F902iSまではFeliCaチップそのものにロック/解除の設定を行うようになっていたが、F903iでは「DCMX/iDにはロックをかけるが、モバイルSuicaはロックをかけないで使う」といった使い方が可能になる。なお、解除は一括で行う。
着うたフルとNapsterを混在したプレイリストが作れる
音楽再生機能としては、富士通製端末としては初めて着うたフルに対応。また、F902iSと同様にWMAに対応しており、Windows Media Player10による楽曲管理ができるほか、定額制音楽配信サービス「Napster」でPCにダウンロードした楽曲をF903iに転送できる。
端末では、着うたフルとWMA(Napsterで転送した楽曲を含む)を混ぜたプレイリストを作成できる。また小さな変更点だが、従来はミュージックプレイヤーのフォルダを開くと、プレイリストフォルダと、アーティスト別のフォルダしかなかったが、アルバム別/ジャンル別/年別/全曲再生といったフォルダが追加され、使い勝手が向上している。アーティスト名/アルバム/ジャンル/年などのデータは、着うたフルなど購入した楽曲であれば入力されているので、最初からフォルダごとに振り分けられる。
フルブラウザも横画面で、脳力トレーニングも
F902iSに引き続きフルブラウザを搭載した。フルブラウザは縦画面・横画面のどちらでも利用できる。また日本語入力はF902i/F902iSと同じく、ジャストシステムのATOK+APOTを採用した。
アウトカメラはオートフォーカス付きで、撮像素子は320万画素CMOSとなっている。また、ソフトウェアによる動画・静止画の手ぶれ補正機能が利用できる。
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