ウィルコム、SIM STYLE対応のデータ通信カード「WS008HA」を発売
ウィルコムは、W-SIMに対応したExpressCard/34対応のデータ通信カード「WS008HA」を発売する。11月16日から。12月中旬に発売予定のW-OAM対応W-SIMも利用できる。
ウィルコムはW-SIMに対応したハギワラシスコム製のデータ通信カード「WS008HA」を11月16日から発売する。
AIR-EDGEとしては初めてPCカードスロット規格の「ExpressCard/34」に対応。カードの本体内には256Mバイトのメモリが内蔵され、PCで作成したデータや送受信したデータを保存できる。
W-SIMへの対応により、既に利用しているW-SIMを通話/データ通信といった用途に合わせて使い分けることが可能。また12月中旬から発売予定のW-OAMに対応したW-SIM「RX420AL」(10月18日の記事参照)を利用すれば、W-OAM対応エリア内では最大204kbpsでのデータ通信が行える。
通信方式は4x/2xパケット/1xパケット/フレックスチェンジ/64kPIAFS/32kPIAFSに対応。対応OSは、WindowsがWindows XP SP2以降、MacintoshがMac OS X 10.4.4 / 10.4.5 / 10.4.6 / 10.4.7 /10.4.8(Mac Book Pro)。
サイズは34.0×10.4×105.0ミリ、重さ約21グラム(W-SIM除く)。製品にはウィルコム無線LANオプション設定ソフト、ちず丸 for WILLCOM、マカフィー・ウイルススキャン、インフォキーパー、MovaLock for AIR-EDGE、Lunascape for WILLCOM、ウィルコムサイドバー、Thunderbird、MEGA PLUS、Firefox、ウイルスバリアX4の11のソフトが付属する。
同製品は、10月18日から10月21日まで東京ビッグサイトで開催されるWPC TOKYO 2006の「Mobile×Style!パビリオン」に参考出展される。
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