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ドコモとau、ハンズフリー機能の使い勝手改めて携帯のBluetooth機能について考える Vol.2(1/2 ページ)

一言にBluetooth対応携帯といっても、各端末で若干機能が異なる。今回は端末を手に持たずとも通話できるハンズフリー機能の使い勝手をドコモの「P902iS」とauの「W44T」で検証する。

(前回に戻る)

左がP902iS、右がW44T。P902iSはワンプッシュオープン機構によりボタン一押しでオープン、W44Tは回転2軸型機構の採用でメインディスプレイを表にして折りたためる特徴を持つ

ハンズフリー機能の使い勝手はどう違うのか

 P902iSおよびW44Tには“音楽ケータイ”としてだけではなく、“ハンズフリー機器が利用できるケータイ”としての機能を望むユーザーも決して少なくないだろう。

 そもそもNTTドコモとKDDIの端末は、ソフトバンクモバイルのそれと比較するとBluetooth搭載端末が少なく、事実上、選択肢がほとんどない。そのような意味でハンズフリーの使い勝手も大変気になるポイントだ。

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 まずはハンズフリーに関する本体側の操作と機能、Bluetoothヘッドセットごとの動作検証を行ってみる。

 検証機器は、国内向けとしては早期に発売されたプラントロニクス「M2500」、比較的最近の製品として同「Discovery640」とJabra「BT500」の3つ。そしてA2DPもサポートする製品としてモバイルキャスト「MPX3000R」を用意した。


今回評価に利用したハンズフリーデバイス。左からプラントロニクス「M2500」「Discovery640」、Jabra「BT500」、オーディオ再生機能も兼ねるモバイルキャスト「MPX3000R」。そしてW44T付属のBluetoothレシーバー

 本体側の操作と機能に関しては「HFP」で接続する限り、P902iとW44Tはほぼ同等だ。

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