ニュース
「W41SH」に4つの不具合──ソフトウェアアップデートで修正
auのシャープ製端末「W41SH」に、操作中にリセットしたり、EZサービスの初期設定に失敗したりする不具合が見つかった。「ケータイアップデート」で、改善済みのソフトウェアに更新できる。
KDDIは12月6日、auのシャープ製端末「W41SH」に、電話やCメールの着信時に登録済みの名前が表示されなかったり、操作中にリセットしたりする不具合が見つかったと発表した。すでにソフトウェアアップデートの準備はできており、「ケータイアップデート」を利用することで修正済みのソフトウェアをダウンロードできる。
具体的な現象としては、以下の4つが挙げられている。
- au Music PortなどでPCからアドレス帳データを書き込むと、アドレス帳に登録してある名前が、Cメールの着信時に表示されないことがある。また「市外局番メモリ」を設定した場合、着信時に名前が表示されないことがある
- EZWeb接続画面にグラフィックデータを登録後、このグラフィックデータを別のフォルダへ移動した場合、お小遣い帳機能で30件入力済みの状態で合計確認を行った場合、待受画面に「カレンダー表示1ヶ月大」を設定した場合、および発着信履歴の表示画面での十字キーを操作をした場合にリセットすることがある
- 譲渡されたW41SHで、EZサービスの初期設定に失敗し、Eメールを受信できない場合がある(新規や機種変更で購入したものについては問題なし)
- 文字入力時にコピー/切り取りをしたデータが貼り付けできないことがある
なお1の現象については、アドレス帳データが外部メモリからコピー・移動されたもの、あるいは手入力されたものであればCメールでも正常に表示される。市外局番メモリを設定している場合も、着信時に名前が表示されなくても着信履歴は正しく名前の入った状態で表示される。また2のリセットが発生した場合でも、データの消失などは発生しない。
advertisement
ソフトウェアアップデートにかかる情報料や通信料は無料。電波の状態にもよるが、アップデート作業は最大15分程度かかる。
関連記事
auのシャープ端末「W41SH」、不具合発生により販売を一時停止
10月12日から販売を開始したシャープ初のau向け端末「W41SH」に、不具合があることが判明した。10月16日現在販売を一時停止している。auのシャープ製端末「W41SH」、20日から販売再開
不具合発生により販売を一時停止していたシャープ製WIN端末「W41SH」の販売が再開した。10月20日の北陸エリアを皮切りに、全国で順次販売が再開される。KDDI、「G'zOne W42CA」「W42H」の不具合を修正するソフト更新を開始
KDDIは、「G'zOne W42CA」「W42H」で確認されていた、特定の文字列を入力したり、その文字列が入ったメールを受信すると端末が再起動する不具合を修正するソフト更新を開始した。布のような手触りを持つ、auのシャープ携帯は美的で知的──「W41SH」
ドコモやボーダフォン向けに魅力的な端末を多数供給しているシャープの端末が、ついにauのラインアップに登場。布のような手触りのコンパクトなWIN端末だ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.