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ゲームを軸に多角展開していく――「エレメンタルモンスター」はエンタテインメントでのモンスターとなる!?(2/2 ページ)

ハドソンは3月18日、今年夏に発売/配信を予定しているトレーディングカードゲームの発表会をKDDIデザイニングスタジオで行い、各社共同でのメディアミックス展開の概要を公にした。

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 メインキャラクターには、「スペクトラルフォース」シリーズなどを手がけた日野慎之助氏を起用。また、カードデザインには「マジック ザ ギャザリング」などを手がけた高村英彰氏、獅子猿氏、ノッツォ氏、一徳氏が起用されている。

主人公として選べるのはこの5人。左より「アルファルド」、「ティコ」、「ライゲル」、「リリアナ」、「レーネ」
設定画も公開。左よりワーサト、火の村サペンティス、森の里リオニス、水の都ハイドリー
高村英彰氏が描く「ヴァンパイア」、獅子猿氏が描く「トール」、ノッツォ氏が描く「インパーフェクト」、一徳氏が描く「フェニックス」などが公開された

 ちなみに、モバイル版では「炎の章」、「水の章」、「森の章」、「光の章」、「闇の章」の5種類のアプリを1カ月ごとに配信する予定で、こちらもニンテンドーDS版と同様に有名イラストレーターによる100種類以上のカードから、コストを計算し選りすぐりの6枚によるバトルを行うことになる。全国のユーザーデッキをダウンロードして戦う、ネットワーク対戦にも対応している。また、アドホック通信でカードのトレーディングも思いのままだ。

デッキ構築画面がこちら
バトル画面

 まずはゲームで知名度を広げてから、様子を見ながら実物でのカードトレーディングゲームとして展開していければと高橋氏が語るように、本作に対する期待はでかい。メディアミックスという点では過去多くの例があり、それほど目新しくはないが、ネットワーク対応を起点にビジネスモデルを構築していこうという点は、実に最近のハドソンらしい展開であるといえる。

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