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QUALCOMM、Nokiaの「第2四半期分」支払い受け取りを拒否
QALCOMMが、Nokiaが支払った2000万ドルの特許使用料の受け取りを「安過ぎる」と拒否。Nokiaの言い分に真っ向から対立する構えを見せている。
米QUALCOMMは4月12日、フィンランドNokiaに対し、特許ライセンス料2000万ドルの受領拒否を通告したと発表した。この2000万ドルは、NokiaがQUALCOMMに対し、第2四半期のライセンス使用料として支払ったもの。QUALCOMMはこの金額が、両社間での従来の契約や他社との間の契約に比べても、「ほんのわずか」な額にすぎないとしている。
両社は、9日に期限切れとなったW-CDMA関連のライセンス契約をめぐり係争中。Nokiaは12日、この契約について、Nokiaが支払ってきたライセンス料率は3%に満たなかったと改めて主張すると同時に、同契約の対象となるライセンス料の支払いは完済しており、今後の両社間の契約は、以前の契約に含まれていないQUALCOMMの新しい特許に焦点を絞ったものとなる、との見方を示した。
これに対しQUALCOMMは、第2四半期分とされるNokiaの支払いを拒否すると同時に、Nokiaのライセンス料率に関する主張に反論。Nokiaの「3%未満」という主張が正しければ、NokiaがこれまでQUALCOMMに対して「著しく過小な支払いを行ってきたことになる」とし、Nokiaの主張は「業界を惑わせる」ものと批判した。
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