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ジェミナイ・モバイルの社長に元ソフトバンクモバイルの太田氏
携帯電話向けの基盤ソフトウェアを開発するジェミナイ・モバイル・テクノロジーズの社長に、元ソフトバンクモバイルの太田洋氏が就任する。
ジェミナイ・モバイル・テクノロジーズは、10月12日付けで元ソフトバンクモバイルのプロダクト・サービス開発本部長、太田洋氏を社長に迎えると発表した。
太田氏はジェミナイ・モバイルの設立者の1人で、2005年にボーダフォン(現ソフトバンクモバイル)に復帰するまで同社日本法人の社長を務めた実績がある。なお同氏は、社長就任と同時にジェミナイ・モバイル・テクノロジーズ本社(米・サンマテオ)の上級副社長に選任される見込みだという。
ジェミナイ・モバイル・テクノロジーズは、携帯電話の通信向け基盤ソフトウェア開発を手がける企業。製品としてマルチメディアメッセージングプラットフォームの「HyperScaleメッセージングセンター」、コミュニティ・プラットフォームの「eXploコミュニティ・プラットフォーム」を持ち、それを支えるモジュラーアーキテクチャの「HyperScaleテクノロジー」も自社で開発している。
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HyperScale メッセージング・センターはソフトバンクモバイルのMMSサービス、eXploコミュニティ・プラットフォームはソフトバンクモバイルのS!タウンへの採用実績がある。
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