「MEDIA SKIN」がグッドデザイン賞金賞
au design projectモデル「MEDIA SKIN」が2007年グッドデザイン賞ベスト15に選出、金賞を受賞した。
日本産業デザイン振興会主催の「2007年度グッドデザイン賞」にauの「MEDIA SKIN」が選ばれた。
MEDIA SKINは2007年au春モデルとして登場したau design projectモデルの第6弾。吉岡徳仁氏がデザインを手がけ、新たな触感を実現する薄型のフリップボディに有機ELディスプレイ、ワンセグ、EZ FeliCaなどを搭載する。KDDIと端末を製造する京セラとの共同で、2007年グッドデザイン賞「ベスト15」に選出。10月25日に開かれるグッドデザイン大賞選出の6候補から外れたため、金賞受賞が確定した。
2007年グッドデザイン大賞候補は、三洋電機の「eneloop universeをコンセプトとしたプロダクト群」、本田技研工業の「小型ビジネスジェット機 HondaJet」、イトーキの「オフィスチェア スピーナ」、任天堂の「Wii、Wiiリモコンなど」、JR各社と車輌製造各社による「新幹線 N700系」、東京工業大学の「東京工業大学緑が丘1号館レトロフィット」の6候補。
そのほかKDDIは、FTTHサービス「ひかりOne」対応の高速PLCモデム、企業メッセージ告知のための参加型コミュニケーションサイト「EYE PROJECT」がそれぞれ商品デザイン部門、コミュニケーション・デザイン部門でグッドデザイン賞を受賞。2007年度グッドデザイン賞は商品デザイン部門 777件、建築・環境デザイン部門 124件、コミュニケーション・デザイン部門 81件、新領域デザイン部門 61件の計1043件、594企業が受賞した。
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