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ウィルコム、「9(nine)+」の販売再開――アップデートソフトも公開
ウィルコムは、不具合により中止していた「9(nine)+」の販売を2月8日から再開する。また、購入者向けにアップデートソフトも公開した。
ウィルコムは2月7日、不具合により現在販売を中止しているケーイーエス製のW-SIM対応端末「9(nine)+」について、2月8日から販売を再開すると発表した。同時に、端末のファームウェアをアップデートして不具合を解消する修正ソフトも公開した。
9(nine)+は1月31日に発売されたが、「自動日時補正」機能をオンにして利用すると日付け補正機能が正しく動作しない不具合があるとして、販売を停止していた。なお、この不具合は補正日時が2月の場合のみ発生し、同機能をオフにすると問題なく利用できた。
修正ソフトによるファームウェアアップデートには、9(nine)+用のUSBドライバーがインストールされたPCが必要。修正ソフトのファイル容量は約12.4Mバイト、対応OSはWindows 2000 Professional/XP/Vista(Home Basic、Home Premium)でHDDに40Mバイト以上の空き容量が必要だ。
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ユーザーによるファームウェアアップデートができない場合などは、修正済み端末との無償交換も実施する。詳細は対象ユーザーに送付するダイレクトメールで案内するという。
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