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ソフトバンクモバイル、LTEの屋内実験で下り最大約150Mbpsを達成
ソフトバンクモバイルは、次世代移動通信技術「LTE」(Long Term Evolution)の屋内実験で、下り最大約150Mbpsの通信速度を達成したと発表した。2×2のMIMOなどを採用し、ほぼ理論値どおりの通信速度が得られたという。
ソフトバンクモバイルは2月14日、次世代の移動通信技術「LTE」(Long Term Evolution)の屋内実験で、下り最大約150Mbpsでの通信に成功したと発表した。実験は日本エリクソンの協力を得て2008年1月から2月に行った。
LTEは、W-CDMAを基礎にOFDMやMIMOなどの技術を追加し、高速化や遅延の短縮、周波数の効率利用などを目指す技術。ドコモは「スーパー3G」の名称で開発しており、3GPPで標準化を進めている。
ソフトバンクモバイルの実験では、2×2のMIMOなどLTEで導入する新しい無線技術を採用することで、ほぼ理論値どおりの通信速度が得られたとしている。
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