遅れてきた“春”の新機種登場、au端末に変動あり：携帯販売ランキング（4月21日～4月27日）（3/3 ページ）

価格調整効果か、“大人向け”端末が人気

2008年4月第4週（ソフトバンクモバイル）

順位	先週順位	製品名
1	1（→）	820P
2	2（→）	812SH
3	3（→）	920P
4	5（↑）	GENT 812SH sII
5	4（↓）	FULLFACE 2 921SH
6	6（→）	インターネットマシン 922SH
7	7（→）	THE PREMIUM 821SH
8	8（→）	921T
9	10（↑）	かんたん携帯 821T
10	9（↓）	920SH
この記事では、マーケティング会社GfK Japan調べによる全国の家電量販店のPOSデータを集計し、モデル別のランキングで紹介しています。

　2008年春モデルがすべて登場したソフトバンクモバイルの販売ランキングは変動がほとんどなく、かなり穏やかなものとなった。

　首位は「820P」（2007年11月発売）が連続で獲得。2007年度に最も売れた「812SH」（今回2位）を押さえ、連続首位記録を「2」に伸ばした。

　続いて2位に812SH、3位に「920P」、4位に「GENT 812SH sII」（前回5位）、5位に「FULLFACE 2 921SH」（前回4位）が入った。上位はGENT 812SH sIIとFULLFACE 2 921SHの順位が入れ替わり、“オトナ”仕様のGENT 812SH sIIがここ最近、じわじわ順位を上げてきている。

　4月25日に発売された“X”シリーズ2機種、「X02NK／Nokia N95」（ノキア製）と「X03HT」（HTC製）は集計期間が短く、かつ新スーパーボーナスでも分割購入できない影響もあるためかランクインは果たせなかった。Xシリーズは確かに使用ユーザーを選ぶハイエンド端末だが、このような一般機種よりハードルが高い販売方法とするなら、いっそのことSIMロックフリー端末として発売すればいいのにと思うがそれは難しいことなのだろう。

　一方、“一般機種”ながらQWERTYキーを搭載し、横向きを基本とする新スタイルを提案した「インターネットマシン 922SH」はランキングの中位ながら堅調に売れているようだ。

7.2Mbps通信対応端末、1位から3位を独占──H11Tの「1円」キャンペーンは延長

2008年4月第4週（イー・モバイル）

順位	先週順位	製品名
1	1（→）	D02HW
2	6（↑）	D01NXII
3	2（↓）	D02NE
4	3（↓）	H11T
5	4（↓）	EMONSTER（S11HT）
6	5（↓）	EM・ONEα
7	7（→）	D01NX
8	8（→）	D01NE
9	11（↑）	EM・ONE
10	9（↓）	D01HW
この記事では、マーケティング会社GfK Japan調べによる全国の家電量販店のPOSデータを集計し、モデル別のランキングで紹介しています。

　イー・モバイル端末は、高速の7.2Mbps通信対応機種が好調だ。

　首位は前回と変わらずHUAWEI製のUSB型データ通信端末「D02HW」が獲得。続いて2位にネットインデックス製のCF型データ通信端末「D01NXII」（前回6位）、3位にNECインフロンティア製のPCカード型端末「D02NE」が入った。D01NXIIは前回の6位から大きく浮上し、1位から3位を7.2Mbps通信対応端末が占めた。

　音声端末は東芝製の「H11T」が4位、HTC製のスマートフォン「EMONSTER」が5位に入り、売れ筋は大きく変わらない。なお、H11Tの購入価格を「1円」（新にねん＋ご加入アシストにねん加入の場合）とする電話サービス開業記念キャンペーンは5月31日まで延長されたようで、音声端末どうしの争いは安価なH11Tが有利な状況がまだ1カ月は続きそうだ。

• →ウィルコム、データ通信カード端末の結果は

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