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「新機種がいい」「安いのにしなさい」──春商戦の売れ筋傾向にそんな親子の形跡も携帯販売ランキング(3月4日〜3月9日)(1/2 ページ)

いよいよ本格化してきた2008年携帯春商戦。売れているのは機能豊富な新機種か、それとも安価で割安な旧機種か。早速、今回の販売ランキングをチェックしていこう。

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ランキングは大きな変動なし──急浮上した1機種を除いて

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P905i

 2008年3月第2週のドコモの販売ランキングは前回と変わらず、大きな変動はなかった。

 首位はパナソニック モバイルコミュニケーションズ製「P905i」。1月第2週に1回2位に落ちた以外は、発売以来14週中13週で首位を獲得し、人気はいまだ衰えない。

 続いて2位に、富士通製のユニバーサル端末「らくらくホンIV」、3位にシャープ製の「SH905i」、4位にNEC製の「N905i」、5位にパナソニック モバイル製の「P705i」(前回6位)が入った。

 2008年春商戦向けモデルをほぼ投入し終え、ランキングが安定してきたドコモ端末だが、今回は唯一2007年2月発売の“AQUOSケータイ”「SH903iTV」が9位に急浮上した。ドコモのAQUOSケータイといえば新機種の「SH905iTV」(前回10位)が発売されたばかりだが、こちらを差し置いてランクインしたことに驚かされる。

 ドコモ端末は、2007年11月に開始した新たな販売制度により、新機種と割安な旧機種がほぼ同列に売れていた状況が一変。端末そのものの魅力以外に、分割購入による購入時の心理的負担が減ったことなどから、新機種がいきなり売れるようになった。今回ランクインする機種のうち新販売制度が適用されないのは「SH704i」とらくらくホンIV、そしてSH903iTV。約1年前に発売されたSH903iTVのいきなりの躍進は、「0円/1円」のような安価で販売する店舗の特価セールなどと、デザインや機能も重視したい春の学生向け新生活需要が重なったものと予想される。

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