ドコモの「905i」シリーズ発売、一括5万円/持ち帰り0円、分割 月2100円から
ドコモの新機種「905i」シリーズが発売、同時に新たな販売制度も始まった。26日発売のSH905iとD905iは、バリューコースの選択で一括5万400円のほか、頭金0円/月2100円の分割購入が行えるようになった。
NTTドコモは11月26日、2007年冬商戦向けモデル「905iシリーズ」を発売、同時に月額料金が安く、割賦購入もできる“バリューコース”と端末購入時に割り引きがある従来通りの“ベーシックコース”から選ぶ新販売制度を開始した。
26日からシャープ製の「SH905i」と三菱電機製の「D905i」を発売。追って、28日にパナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P905i」とNEC製の「N905i」、29日にソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「SO905i」と富士通製の「F905i」、30日にNEC製の「N905iμ」を投入する。
価格は以下の通り。
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バリューコースは、24回払いあるいは12回払いとする分割払いの選択も可能。現金一括購入時の端末価格は5万400円(冬のキャンペーン価格適用)となり、新規契約時ないし同一端末の使用12カ月以上が経過するユーザーの機種変更時価格は、頭金(持ち帰り価格)0円、12カ月未満の契約変更時は頭金1万5330円となる。
ベーシックコースの価格は、店頭販売価格から1万5750円割り引く“ベーシック購入サポート”適用後のものとなる。
そのほかの端末の予価は以下の通り。
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ワンセグを搭載しないN905iμ以外の機種の価格は同一で、N905iμのみ3000円前後安価に設定される。905iシリーズより納入価格が安いと予想される705iシリーズは、一括購入時あるいは分割支払金額で端末の価格差が出るようになると思われる。
発売日当日の26日、NTTドコモの中村維夫社長みずから都内の大手家電量販店に出向き、新しい905iシリーズと新販売制度をアピールした。
中村社長は「今までは“端末が高い”と思われることも多いかったが、バリューコースは新機種を持ち帰り0円/分割で購入できる心理的メリットなども前向きに働くと思う」とし、ユーザーはバリューコースを選ぶことが多いだろうと見る。
「この冬モデルで、徹底的に“反撃したい”」(中村氏)──。“ALL in 世界ケータイ”というキャッチフレーズで販売する、高いスペックの「905iシリーズ」と新たな端末販売制度で、ドコモの2007年携帯冬商戦も本日から始まった。
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