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ケータイの売れ筋、ビジネスユーザー向けと“らくらく”系に変化携帯販売ランキング(4月7日〜4月13日)(1/3 ページ)

携帯の販売状況は4月に入り、商戦期とは異なる傾向が顕著に確認できるようになってきた。ドコモはこの「商戦期の狭間」の時期に照準を合わせてらくらくホンシリーズの新機種を投入。auやソフトバンクモバイルもらくらくホンシリーズのライバル機種がじわじわ浮上してきている。今回からイー・モバイルのランキングも掲載する。

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「らくらくホンIV」首位奪還、「SH705iII」も登場

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SH705iII

 4月になり、ランキングは安定期に入っている。

 今回の首位は、富士通製のユニバーサル端末「らくらくホンIV」が獲得。前回、パナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P905i」(今回2位)に奪われた首位を奪還し、再び順位が入れ替わった。

 続いて3位にシャープ製の「SH905i」(前回4位)、4位にNEC製の「N905i」(前回4位)、5位にパナソニック モバイル製の「P705i」が入った。

 携帯春商戦の激しさは落ち着いたようで、商戦期の狭間に順位を上げる「らくらくホン」シリーズは順当と思える位置にある。ただ、主力の905iシリーズの人気もまだ衰えず、P905i、SH905i、N905iの3機種はキャリア総合ランキングにもそれぞれ4位、8位、9位に入っている。

 今回は、シャープ製の「SH705iII」が初めて登場した。SH705iIIは「SH705i」をベースに、周囲の雑音を抑えるノイズリダクション機能、声を強調するエンハンス機能、側音低減によるエコーキャンセル機能を備える「トリプルくっきりトーク」や、メールやiモードの文字を大きく見やすくする工夫を取り入れた端末。らくらくホンシリーズと705iシリーズのいいところを取り入れた端末に仕上げており、パナソニック モバイル製の「P705iμ」とともに、やや年配のビジネスユーザーに人気だという。

 そのほか、上記のようなユーザー層を狙うもう1つの機種「らくらくホン プレミアム」が4月14日、“バリューコースで買えるらくらくホンIV”「らくらくホンIVS」も4月22日に発売し、現在人気のらくらくホンシリーズのラインアップがより強化される。このあたりはなかなか絶妙なタイミングだと思える。次回、らくらくホン プレミアムが何位に入るか注目しておきたい。

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