ケータイの売れ筋、ビジネスユーザー向けと“らくらく”系に変化:携帯販売ランキング(4月7日〜4月13日)(2/3 ページ)
携帯の販売状況は4月に入り、商戦期とは異なる傾向が顕著に確認できるようになってきた。ドコモはこの「商戦期の狭間」の時期に照準を合わせてらくらくホンシリーズの新機種を投入。auやソフトバンクモバイルもらくらくホンシリーズのライバル機種がじわじわ浮上してきている。今回からイー・モバイルのランキングも掲載する。
春のハイエンド端末「W61T」登場、「簡単ケータイ」も浮上
auのランキングもほぼ安定期に入ったようだ。
首位は前回と変わらず、日立製作所製の「Woooケータイ W53H」が獲得。連続首位記録を「7」に伸ばし、キャリア総合ランキングも首位を維持している。
続いて2位にカシオ計算機製の「W61CA」(前回3位)、3位にシャープ製の「AQUOSケータイ W61SH」(前回2位)、4位にパナソニック モバイル製の「W61P」(前回4位)、5位に京セラ製の「W53K」(前回5位)が入った。上位はW61CAとAQUOSケータイ W61SHに順位の入れ替えがあったのみで、これら5機種はキャリア総合ランキングでもTOP10圏内に入っている。
なお、今回は春モデルの“KCP+”採用端末、東芝製の「W61T」が初めてランクインした。W61Tは4月3日に沖縄で発売したのを皮切りに、5日までに全国で発売された。初登場週は残念ながらランクインできなかったが、今回は2つ順位を上げて10位に入った。
春モデルの“KCP+”採用端末は今週、SANYOブランド(京セラ製)の「W61SA」の発売日が決まった。最後の春モデルとなった、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「Cyber-shotケータイ W61S」の早期登場も望みつつ、これら春のハイエンド新機種が次回以降のランキングに大きな変動をもたらしてくれることに期待したい。
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