“環境”がテーマのEZwebサイト「solamido」オープン──坂本龍一氏の着うたフルなど配信
KDDIは6月26日、ユーザーも参加できる環境問題を取り扱う専用サイト「solamido」を開設した。着うたフルのダウンロードで森を育てる活動に寄付したり、環境問題に関するコラムやリポートなどが読める。
KDDIは6月26日、環境をもっと身近に感じ、楽しく継続的に環境問題に参加できる専用サイト「solamido」を開設した。URLはPC、au携帯電話共通で http://kddi-solamido.jp/。
地球環境保護を推進するため、KDDIはこれまでにも、取扱説明書のリサイクル活動で得た売上金約115万円を、アジア・太平洋地域での農業を中心とした人材育成や農村開発、植林・環境教育を中心とした環境保全活動を行う財団法人オイスカに寄付したりといった取り組みを行ってきた。それに加えて、より「KDDIらしい取り組み」としてsolamidoを新設、オリジナル着うたフルの収益を環境保護団体に寄付したり、環境問題に対する意識を高める独自コンテンツを用意したりした。
solamidoには、坂本龍一氏とエイベックス・グループによる共同プロジェクト「commmons」(コモンズ)レーベルの協力で、坂本龍一氏、□□□(クチロロ)、コトリンゴがショートバージョンの楽曲を提供しており、ここで着うたフルをダウンロードすると、その収益が森を育てる活動をしている「more trees」に寄付されるしくみ。楽曲はオープン当初31曲が用意され、順次追加していく。価格は1曲あたり210円。
また坂本龍一氏による、環境をテーマにしたコメント動画や、趣旨に賛同したアーティストによる写真付きコラム、KDDIの環境にタイする取り組みの紹介や楽曲ダウンロードの成果リポート、環境問題に関する日替わりコラムなども用意している。
このほか、6月5日からはKDDIとナビタイムジャパンが共同で提供している「EZナビウォーク」で、CO2の排出量が少ない順にルートを表示する「エコルート」機能を実装した。もっともCO2排出量が少ないルートには「エコ」マークも表示。「おすすめスポット」ページでは、エコ特集を実施してカーシェアリング、パーク&ライド、ベロタクシー等のスポット情報も提供している。
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