ニュース
イー・モバイルの国際ローミングサービス、7月29日スタート
イー・モバイルは、中国/香港/タイ/台湾などアジアの主要国と地域での国際ローミングサービスを7月29日に開始する。対応端末は、HTC製「EMONSTER」とHuawei製「H11HW」の2機種。
イー・モバイルは7月10日、中国/香港/タイ/台湾などアジアの主要国と地域で、利用中の携帯電話番号とメールアドレスを海外でもそのまま利用できる国際ローミングサービスを7月29日正午(日本時間)から開始すると発表した。
国際ローミングに対応する機種は、HTC製スマートフォンの「EMONSTER」とHuawei製音声端末「H11HW」の2機種で、データ端末は対応していない。
通話料は契約している料金プランにかかわらず、エリア別の料金が適用される。なお、定額パック24などの無料通信分は適用されない。SMS送信料は一律50円/通、受信料は無料。パケット通信は1通信ごとに25Kバイトまで50円、それ以降は1Kバイトごとに2円が課金される。
advertisement
提供エリア | 海外事業者名(略称) | 海外から滞在国内への通話 | 海外から日本への通話 | 海外から日本以外への通話 | 海外で電話を受けた場合 |
---|---|---|---|---|---|
中国 | China Mobile | 100円 | 250円 | 300円 | 100円 |
香港 | CSL SmarTone |
50円 | 200円 | 250円 | 100円 |
タイ | AIS | 100円 | 200円 | 200円 | 100円 |
台湾 | Chunghwa Telecom Mobile TWM Far EasTone |
50円 | 150円 | 200円 | 100円 |
グアム | Guamcell | 100円 | 150円 | 200円 | 100円 |
ドイツ | T-Mobile D | 100円 | 150円 | 200円 | 100円 |
シンガポール | M1 | 50円 | 150円 | 200円 | 100円 |
インドネシア | Telkomsel | 50円 | 350円 | 350円 | 100円 |
フィリピン | SMART | 50円 | 200円 | 250円 | 100円 |
ロシア | MTS | 200円 | 500円 | 450円 | 100円 |
料金はすべて1分あたりのもの |
イー・モバイルは、国際ローミングの対応エリアを9月末までにアメリカ/オーストラリアおよびヨーロッパの主要国・地域などに拡大するとしており、順次同社Webサイト上で告知するという。
関連キーワード
イー・モバイル | 中国 | EMONSTER(S11HT) | H11HW | 華為技術(Huawei) | 国際ローミング | HTC | 台湾 | China Mobile | ロシア
関連記事
主要国向け通話が1分36円──「イー・モバイル国際電話」7月1日開始
イー・モバイルが7月1日から、世界57カ国・地域にイー・モバイル携帯電話から電話がかけられる「イー・モバイル国際電話」サービスを開始する。米国や中国などには国内通話料と同水準で利用できる。“ヨーロピアンデザイン”採用のベーシックなHuawei製音声端末─「H11HW」
イー・モバイル2機種目の音声端末は、同社にデータ通信端末を供給する中国Huawei製。下り最大3.6MbpsのHSDPAやメディアプレーヤー、200万画素カメラ、Bluetoothなどをサポートする。小型PCライクに使えるスライド&チルトスクリーン――EMONSTER「S11HT」
EMONSTERという愛称で登場するHTC製のWindows Mobile端末が「S11HT」。QWERTYキーボードを備え、手に持って使うときはスライドスタイルで、机において使うときにはディスプレイを傾けた“ミニPCスタイル”で利用できる。またSIMロックフリー端末とすることで、海外では現地キャリアのSIMを差して利用できるようにした。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.