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「W56T」「W54S」「W54SA」に複数の不具合――6度目のケータイアップデート
KDDIは、初代KCP+端末の「W56T」「W54S」「W54SA」に、EZweb利用中のフリーズやカメラ起動中の電源リセットなど、複数の不具合があることを発表。6度目となるケータイアップデートを開始した。
KDDIは7月18日、「KCP+」採用の第1世代端末、東芝製「W56T」、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製「W54S」、京セラ(旧三洋電機)製「W54SA」のケータイアップデートを開始した。初代KCP+端末3機種のケータイアップデートはこれで6回目。
今回のアップデートで改善される不具合は合計6つ。うち、3機種共通の不具合は以下の通り。
- EZweb利用中に電源のリセットやキー操作を受付けない状態になる場合がある。
- EZwebの接続やEメールの通信に失敗する場合がある。
- カメラを起動中に電源がリセットする場合がある。
(1)の症状は、情報量が多いサイトなど、特定サイト閲覧中に発生する可能性が高い。キー操作を受付けなくなったら、電池パックを脱着して再起動する。(2)についても同様で、事象が発生した場合は電源を入れ直すことで復旧する。(3)は、カメラ起動中にキー操作を行った場合や、カメラ切替を行った場合などに発生する可能性があるという。
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また、W54SAのみ該当する事象は以下の通り。
- EZニュースフラッシュが更新されない場合がある。(EZニュースフラッシュを受信すると液晶バックライトが消灯しない場合がある)
- 消費電力を抑える機能が正しく動作しない場合がある。
- 文字入力時に文字列の一括削除を何度も実施すると、電源のリセットが発生する。
なおいずれの事象もデータの消失や破損につながることはない。ケータイアップデートの所要時間はW56TとW54Sが最長20分、W54SAが最長60分。過去のケータイアップデートを行っていなくても、今回のアップデートにより過去修正分が改善される。ただし、2月8日に発表されたW54SAのプリセットアプリケーションに関連する不具合については、サポート窓口などに相談する必要がある。
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