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Motorola、第3四半期も赤字計上、携帯部門の分離を先送り
Motorolaは携帯事業の不振が響き、7~9月期も前年比で減収、3億9700万ドルの赤字を計上した。
米Motorolaが10月30日に発表した同社第3四半期(7~9月期)決算は、売上高が前年同期比15%減の74億8000万ドルで、3億9700万ドル(1株当たり18セント)の赤字を計上した。赤字を計上した。前年同期の純損益は6000万ドルの黒字だった。
モバイルデバイス部門の売上高が前年同期比31%減の31億ドルと、大きく下落したのが響いた。携帯電話の出荷台数は2540万台で、前年同期の3720万台から減少。市場シェアも前年同期の13%から8.4%へと大幅に縮小した。
同社は昨今の景気不振などを理由に、以前発表した携帯部門の分離計画の実行を、当初予定していた2009年第3四半期から先送りすることを明らかにした。
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そのほかの部門については、ホームネットワークモビリティ部門の売上高は前年同期比1%減の24億ドル、エンタープライズモビリティソリューション部門の売上高は4%増の20億ドルだった。
第4四半期の見通しについては、1株当たり2~4セントの利益を計上できるとみている。通年では、1株利益5~7セントを見込んでいる。
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