「ティファニーケータイ」完成――ダイヤ537個合計18.34カラットの輝き:1台1298万円、スパボは使える?
合計537個、約18.34カラットのダイヤモンドが敷き詰められた超ラグジュアリーな“ティファニーケータイ”こと「823SH Tiffanyモデル」が完成し、ソフトバンク冬モデル発表会で初披露された。発表会には上戸彩さん、樋口可南子さんも登場し、孫社長から1台ずつ贈呈された。
“ティファニーケータイ”は、高級宝飾ブランド「ティファニー」とのコラボレーションモデル。2008年1月のソフトバンクモバイル春モデル発表会で発売が予告されていたが、このたび「823SH Tiffanyモデル」として正式発表された。
ティファニーケータイは、背面パネルを着せ替えできるシャープ製の「THE PREMIUM TEXTURE 823SH」をベースにしており、ティファニー製のプラチナパネルに、合計537個、約18.34カラットのダイヤモンドがはめ込まれている。また、ティファニーのオリジナルデザインのメニューや壁紙も用意。価格は1298万円、10台のみの限定発売というスーパープレミアムモデルだ。当初は、“ダイヤ約400個”“価格は1台1000万円”とされていたが、完成品はさらにスケールアップしていた。
パネルのデザインは、ティファニーの定番シリーズ「アトラス」の流れを汲む。ティファニー本店正面エントランスの壁には、ギリシャ神話に登場するアトラスが時計を支えている彫刻が施されている(アトラスは天を支える神)。その時計の文字盤をモチーフとして取り入れた、伝統あるブランドラインだ。ダイヤモンドは、プリンセスカットとラウンドダイヤモンドカットが施された2種類が使われており、ティファニーの職人が1つ1つ手作業で取り付けたという。
製品には、このティファニー製プラチナパネルのほかに、THE PREMIUM TEXTURE 823SH用のブラッククリスタルパネルが付属。標準的なパネルを取り付けて“普段使い”することができる。説明員によると「ティファニー製パネルを装着している状態で通話やメールは行えるが、すべての機能を検証しているわけではない。そのため、ティファニーパネルをはめたときは鑑賞用として使うことを推奨する」とのことだ。
そのほかにティファニー製の携帯ケースも同梱し、ティファニーブルーのパッケージボックスに納められて発売される。
限定10台。うち2台は“白戸家”のものに……
10月30日に行われたソフトバンクモバイルの2008年冬モデル発表会では、同社テレビCMに出演している上戸彩さんと樋口可南子さんにこの823SH Tiffanyモデルが進呈された。
ティファニーケータイは2008年1月に行われた春モデル発表会で販売が表明され、その場でソフトバンク代表取締役社長の孫正義氏から上戸彩さんに1台プレゼントすることが決まっていた。
当初3~4カ月で出荷するとしていたティファニーケータイは製造に時間がかかり、6月に行われた夏モデル発表会にゲスト出演した上戸さんが「誕生日は9月」と期待すると、白戸家のお母さん役でCM出演する樋口可南子さんが「私は12月です」とコメント。結局、樋口さんにもティファニーケータイが贈られることになり、孫社長は今回の贈呈で2人との約束を果たすことができた。
なお、限定10台のうち2台が上戸さんと樋口さんのものになったため、残りの販売台数は8台となる。
どうやって買うの?
限定10台、価格も1000万オーバーという超プレミアムな823SH Tiffanyモデル。購入したい場合は、「まず、ソフトバンクモバイルのお客さまセンターに問い合わせてほしい」(説明員)とのこと。かなり特別な製品であるためショップには在庫を置かず、ソフトバンクモバイルの担当者と直接商談の上、販売するという。
また、新スーパーボーナスなどの割賦販売制度を利用することはできず、ほかの端末販売に関する割り引きも適用されない。いわゆる白ロムを購入する場合と同じで、“1298万円”というのは端末本体の価格になるようだ。購入時には、新規の回線契約が必要で、機種変更にも対応していない。
支払い方法は「お客様によって随時対応する」(説明員)とのことだが、原則的に現金か振込による一括払い・分割払いで受け付けるという。万一故障した場合は、携帯電話部分はソフトバンクモバイルの、宝石部分はティファニーの保障が受けられる。
この823SH Tiffanyモデルは、11月1日から「ソフトバンク表参道」(9日まで)と「ティファニー丸の内東京店」(16日まで)で参考展示される。
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