写真で解説する「Walkman Phone, Xmini」(2/3 ページ)
ソニー・エリクソン製の「Walkman Phone, Xmini」は、音楽機能に特化した手のひらサイズの超小型スライドボディが特徴。ワンセグやおサイフケータイ、カメラなどは備えないが、4Gバイトの内蔵メモリやBluetooth、“ウォークマン”シリーズの高音質技術を内蔵し、閉じたままでも操作できる表面のタッチセンサーキーで快適に“ケータイ音楽”が楽しめるよう開発された。
Walkman Phone, Xminiの機能は、音楽に絞った端末だけに非常にシンプル。デフォルトのトップメニュー“Electro Vision”は3列×3行のタイルスタイルで、音楽をすぐ再生できるよう、はじめに「LISMO Player」にカーソルが来る仕様となっている。このほか、赤外線やアラーム、電卓など、普段は“ツール”などのメニュー下にある機能もトップメニューにある。メニューUIはElectro Vision以外に、テキスト上下スクロールスタイルの“Music Style”、左右スクロールスタイルの“Deka-yoko”、3列×2行の大アイコン表示スタイルの“シンプルメニュー”の、計4つをプリセットする。
タッチセンサーは、触れると操作部が浮かび上がるように淡く光る。メールやWebなど、普段の“ケータイ”利用時は十字キー+決定キーとして、LISMO Player利用時は楽曲操作や再生/一時停止、ボリューム調整用として機能するしくみだ。
本体の内蔵メモリは約4Gバイト、このうちデータフォルダ用として約3.5Gバイトほど利用できる。1曲平均10Mバイトの320kbps着うたフルプラスの場合、350曲ほど(アルバム30枚分ほど)保存できる計算だ(従来の着うたフルは48kbpsで1曲平均1.5Mバイト)。着うたフルプラスの楽曲データはau oneミュージックやコンテンツプロバイダ(CP)各社サイトから2008年12月下旬から順次配信(CP各社は2009年1月下旬から順次開始)。1曲あたりの価格は今までの着うたフルとほぼ同等になる予定だいう。外部メモリスロットは備えない。
このほかBluetoothをしっかり搭載。Bluetoothはauが推す“ワイヤレスミュージック”(A2DP)はもちろん、HFP、DUN、BIP、OPPの各プロファイルに対応する。
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