調査リポート

携帯の取扱説明書、約半数が“簡略化”に賛成

アイシェアが携帯電話の取扱説明書に関する意識調査の結果を発表。取扱説明書の簡略化については、約半数が賛成と回答しているが、詳細冊子の有料化については6割が反対している。

 アイシェアは12月8日、第2回の「携帯電話の説明書に関する意識調査」結果を発表した。調査は11月19日から21日まで、同社の無料メール転送サービスCLUB BBQの会員を対象に実施したもので、有効回答数は437人。

 初めて購入した携帯電話端末を1台目として、現在利用中の携帯電話端末が何台目になるかを聞いたところ「1台目」が8.9%、「2台目」が8.0%、「3台目以降」が83.1%となった。携帯電話の説明書を読んだことはあるかという質問には、85.6%があると回答し、これまでの利用台数が多いほど、読んだことがあるとした人の割合は高かった。

 携帯電話の説明書を読んだことがある人に、現在利用中の携帯電話端末の基本機能について、使い方を調べたことがある項目を複数回答形式で聞いたところ、「着信音の設定方法」が40.4%、「留守電の設定方法」が39.6%、「マナーモードの設定方法」が37.7%、「文字入力の方法」が31.6%と並んだ。エンタメ機能で調べたことがある項目は、「カメラ」が46.0%、「ミュージックプレイヤー」が32.1%、「QRコード」が27.8%、「アプリ」が27.0%、「ワンセグ」が21.4%となっている。

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 ソフトバンクモバイルが、携帯電話の取扱説明書を簡略化すると発表したことについて、賛成とした人は46.2%で、どちらかといえば賛成とした32.7%を合わせると、全体の78.9%となった。年代別に見ると、若い世代ほど賛成派が多いという。しかし、詳細冊子の有料化については、反対が60.0%、どちらかといえば反対が22.4%と、あわせて82.4%が反対派で、年代の高い層ほど反対が多い結果となった。

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