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ソフトバンクモバイル、「931SH」「930SH」などの取扱説明書を3分の1に薄型化
ソフトバンクモバイルは、端末に同梱する取扱説明書を3分の1に薄型化すると発表した。2008年冬モデルでは「AQUOSケータイ FULLTOUCH 931SH」と「930SH」が対象機種となり、2009年春以降に発売されるほぼすべての機種で、同取り組みを実施する。
ソフトバンクモバイルは11月18日、2008年冬モデルの「AQUOSケータイ FULLTOUCH 931SH」と「930SH」の取扱説明書を3分の1の薄さにリニューアルすると発表した。
新しい薄型の取扱説明書には、利用頻度の高い基本操作や新機能の説明を中心に掲載する。詳細版の取扱説明書を希望するユーザーは、ホームページ上でダウンロード(無料)するか、お客様センターかオンラインショップで申し込める。お客様センターかオンラインショップで申し込んだユーザーには、製本された冊子版が提供されるが、こちらは有料となる。
同社は環境への取り組みの一環として、これまでも紙資源使用量の削減に向けた取り組みを進めている。2006年10月には、紙の請求書に代わって「オンライン料金案内」を、紙の申込書に代わってペン入力によるPCでの電子受付(一部導入していない店舗もある)を導入した。また、2007年7月には商品の梱包に使用するパッケージを約半分のサイズに小型化した。
今回、AQUOSケータイ FULLTOUCH 931SHと930SHの取扱説明書を薄型化することで、紙資源使用量をさらに削減するよう推進する。薄型化による削減効果は約67%。なお、同社は2009年春以降に発売されるほぼすべての機種で、同様の取り組みを行う予定だ。
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