レビュー

写真で解説する「AQUOSケータイ 932SH」(ソフトウェア編)(3/3 ページ)

シャープ製の「AQUOSケータイ 932SH」は、基本機能は923SHや931SHを継承しながら、「ダブル・ワンセグ」や800万画素CCDカメラを搭載するなど、フラッグシップモデルにふさわしい端末へと完成度を高めた。932SHの目玉機能であるワンセグとカメラを中心にチェックした。

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光TOUCH CRUISERでモバイルウィジェットを操作

 サービス面では、931SHに引き続き「モバイルウィジェット」に対応する。932SHはタッチパネルは搭載しないのでタッチ操作はできず、カーソルを使って操作する。待受時に上キーを押すと、ウィジェットやデスクトップショートカットを選択できるカーソルが現れ、アイコンの上にカーソルを置いて決定キーを押すと、ショートカットやウィジェットにアクセスできる。

 カーソルは光TOUCH CRUISERを使った操作にも対応しており、決定キーを上下左右になぞるとスムーズにカーソルが移動する。また、931SHにはない、カーソルを使わない操作方法もある。Yahoo!ケータイキーを押すと、待受画面に設置してあるショートカットやウィジェットを選択した状態になり、もう1度Yahoo!ケータイキーを押すと、(ショートカットやウィジェットを)選択した枠が1つずつ移動し、決定キーを押すとアクセスできる。

 931SHと同じく、待受画面には4つのシートがあり、それぞれのシートにショートカットやウィジェットを設置できる。ウィジェットは1シートあたり最大3件を設置できる。シートの切り替えはYahoo!ケータイキーの長押しから行える。

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上キーを押すと、デスクトップショートカットやモバイルウィジェットを選択できるカーソルが現れる(写真=左端)。Yahoo!ケータイキーを押すごとに、ショートカットやウィジェットが順に選択される(写真=左中)。画面左下の「OPEN」から、モバイルウィジェットとデスクトップショートカットを設定できる(写真=右中、右端)
サブメニューからポインタの速度設定を変更できるほか、待受画面からショートカットやウィジェットをはがせる(写真=左端、左中、右中)。暗証番号を入力しないとシートが現れない「シートロック設定」も可能だ(写真=右端)

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そのほかの基本機能

 光TOUCH CRUISERやモーションセンサー、サイクロイドスタイル時のショートカット設定は923SHを、日本語入力システムやキーショートカット設定、ツール機能は931SHを基本的に継承する。バッテリー残量を%で表示する「バッテリーメーター」も備える。国語、英和/和英の内蔵辞書と、Wikipediaやイミダスなどのネット辞書を利用できる「スマートリンク辞書」は、新たにネット辞書の一括検索が可能になった。

ツールは3つのタブを切り替えて利用できる
ディスプレイを横に回転して起動するショートカットの設定ができる。初期設定ではワンセグになっている(写真=左端、左中、右中)。縦に戻したときに着信に応答できる設定もある(写真=右端)
光TOUCH CRUISERをオフにできるほか、カーソルの有効時間や速度も設定できる
「キーショートカット設定」では、メールキーとYahoo!ケータイキー、十字キーの長押しで起動できる機能を設定できる
ケータイを振ったり傾けたりして機能の呼び出しや操作ができる「モーションセンサー」を備える
日本語入力システムはケータイShoin7を採用。ビジネス/男性/女性に適した変換候補を表示する「予測モード切替」や、英語の予測変換を利用できる

「リアル3Dゲーム」の「METAL GEAR SOLID MOBILE」と「Mobile 真・三國無双」をプリインストールする
各本体カラーに合う待受画像をプリセット

サイクロイドスタイル時の横向き用の待受画像も用意する
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