写真で解説する「AQUOSケータイ 932SH」(ソフトウェア編)(2/3 ページ)
シャープ製の「AQUOSケータイ 932SH」は、基本機能は923SHや931SHを継承しながら、「ダブル・ワンセグ」や800万画素CCDカメラを搭載するなど、フラッグシップモデルにふさわしい端末へと完成度を高めた。932SHの目玉機能であるワンセグとカメラを中心にチェックした。
“保存”も“閲覧”もスムーズな800万画素CCDカメラ
カメラは800万画素CCDを備えるほか、シャープ独自の画像処理エンジン「ProPix」も搭載する。CCDとProPixが手ブレと被写体ブレを抑え、動きのある被写体も鮮明に撮影できる。ISO感度は最大2500まで設定でき、光量の少ないシーンでも比較的明るく撮影できる。このほか、スミア(光の筋)を抑えるメカシャッターや、動画のスミアを抑えるNDフィルタ、最大5人の顔検出機能、35ミリフィルム換算で広角29ミリ相当のレンズ、4秒間シャッターを開放する長時間露光にも対応する。
「930SH」も(小型の折りたたみボディに)800万画素CCDカメラを備えるが、932SHでは (1)「笑顔フォーカスシャッター」の搭載 (2)「振り向きシャッター」の搭載 (3)画像ビューアの高速化 の3点が進化点となる。
笑顔検出シャッターは、被写体の笑顔を自動検出してシャッターを切る機能。笑顔レベルは3段階を用意し、レベル1では微笑程度でシャッターが切れる。振り向きシャッターは、被写体が振り向いた顔を自動検出してシャッターを切る機能。この2つの機能はNTTドコモの「SH-03A」も搭載する。
画像ビューアは、画像を表示後、左右キーで前後の画像を素早く表示できるようになった。光TOUCH CRUISERを使った操作も可能で、決定キーの上で指を滑らせると画像が流れるように表示される。
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撮影画像を保存しながら次の撮影に移れる「バックグラウンド保存」も、930SHに引き続き採用した。大きな8Mサイズで撮影しても、保存の間に待つことなくスムーズに撮影を続けられる。このバックグラウンド保存は、同じく800万画素CCDカメラを備えるドコモの「SH-01A」とSH-03Aは搭載しない。
932SHでは、従来の300Kバイトから最大1Mバイトのファイルをメール送信できるようになったことも大きな進化点だ。送信容量が大きいのでパケット定額サービスの利用は必須となるが、手軽に大容量ファイルをメールでやり取りできるのはうれしい。1Mバイトを超えるファイルを添付する場合、自動で300Kバイトか1Mバイトに圧縮してくれる。
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