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気分に合わせてタテヨコ使い分け、サクサク撮れるケータイカメラ──「P-03A」荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(3/4 ページ)

ディスプレイが横に開くWオープンスタイルを採用する、ライトな“VIERAケータイ”が「P-03A」。カメラは3.2Mピクセルで、最近のハイエンドカメラケータイと比べるとスペックはやや劣り、フォトライトは備えないが、その分サクサク動き、Wオープンスタイルで縦と横を気分に合わせて使い分けられる。

 次は室内で撮ろう。まずは明るい蛍光灯の下で。


蛍光灯下で撮影

 ちょっと写りが暗めかな、という印象は受ける。色もピントもいいのだが。

 次はやや暗めの白熱灯下で。

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白熱灯下 左:オート、右:「ナイトモード」に設定

 オートではかなり暗い仕上がりになった。こちらのシャッタースピードは1/10秒で、どうも感度はあまり上げない様子。ナイトモードにするとシャッタースピードが遅くなるが、やや明るく自然に仕上がった。

 でも、色かぶりはけっこう大きい。今度はホワイトバランスを白熱灯に合わせて撮ってみよう。

白熱灯下、ホワイトバランスを「白熱灯」に指定 左:「ナイトモード」、右:「高感度モード」

 色はそれなりに合い、発生ノイズも少なめだ。ただ、高感度モードにしても、屋外で見せてくれたシャキッとした仕上げと比べると、いまひとつ冴えが見られない。暗所はあまり得意ではなさそうといっていいかも。

 続いて、昼間のカフェで撮ってみた。屋内でも、それなりの明るさがあればこれだけきれいに撮れる。


「料理モード」に設定、+0.7の明るさ補正

「マクロモード」で撮影。+0.7の明るさ補正

 動画はVGAサイズで30フレーム/秒の動画を3GP(MPEG-4)形式で撮れる。である。けっこう滑らかだ。

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